コロナウイルス危機:人々のお金の使い方はどう変わった?

 コロナウイルスが問題になってから5ヶ月が経過しましたが、この5ヶ月間で、人々のお金の使い方はどのように変化したでしょうか?

コロナウイルスの初期段階では、恐怖と不安に襲われた米国の消費者は、2週間の隔離があった場合に備えて、清掃用品、冷凍食品、トイレットペーパーなどの紙製品を買い溜めた。(マーケット・ウォッチ)


お金の使い方に決定的な変化が現れたのは4月です。

一人あたり1200ドルのコロナ給付金が人々に届いたのは4月だった。多くの人たちは、受け取ったお金で家電製品、ゲーム機器、衣料品をウォルマート、コストコ、ベスト・バイ、ターゲットなどの大手小売店で買った。(マーケット・ウォッチ)

コロナウイルスのおかげで、人々は夏休みに予定していた旅行ができなくなってしまいましたが、旅行のために預金してあったお金はどうなったのでしょうか? 

以前のように気軽に旅行やリゾートへ行くことができなくなり、資金的に余裕がある人たちは高級ワイン、高級ステーキ肉、職人によって作られたパン、寿司、スキンケア用品などにお金を使っている。-- スコット・マッケンジー(ニールセン・インテリジェンス)

コロナウイルスで在宅勤務となる人が増え、米国経済は「K字型の回復」が進行中だと言われています。


在宅勤務が可能な専門職を持つ人々は今のところ問題ありませんが、そうでない人たち、たとえばレジ係、小売店員、レストランなどの給仕人といった職種に従事する人たちは苦しい状況に直面しています。

在宅勤務は、あとどれくらい続くのでしょうか?グーグルの場合、在宅勤務は少なくとも1年間続くようですが、企業は社員が安心して会社に復帰できるようにオフィスを改造しなければなりません。たとえば社会的距離という問題があります。肘と肘が触れ合うような場所では、人々は安心して仕事ができませんから、机と机の間を少なくとも1メートル以上離す必要があります。更に、コピー機などの共用されるものは頻繁な消毒が必要になり、場合によっては社員の机も一日に何度か消毒する必要があるでしょう。

在宅勤務はニューノーマル(新常態)になることだろう。現に多くの企業、たとえばモンデリーズ、ネーションワイド、バークレイズのCEOはオフィス・スペースを減らすために、出社から永久在宅勤務への移行を考慮している。(CNBC)

コロナウイルス危機で、企業の経営者たちは、在宅勤務を実施しても日常業務に大きな悪影響とならないことを確認することができました。言い換えると、多くの社員は、最初から出社する必要は無かったのです。オフィス・スペースを減らすことはコスト削減となりますから、在宅勤務がニューノーマルとなるのは間違いなさそうです。




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