小売セクターの急ピッチな回復を期待する投資家たち

他の州よりも先にジョージア州が、新型コロナウイルスによるシャットダウンを解除したのは4月30日だった。しかし、ジョージア州の失業率は今日も上昇が続き、特に小売セクターの失業率が高い。これが意味することは、消費者たちは人の多い場所へ行くことに抵抗を感じているということだ。更に、高い失業率、そして職を失うことを恐れている人が多いから、以前のように買い物をすることができない。-- (KWN)
そして今日、ロサンゼルス郡の小売店の営業が再開となりました。生活必需品を扱うスーパーマーケットやドラッグストアは、閉鎖することなく規制付きで営業を続けていましたが、今日から「客数半分」という条件付きで他の小売店も営業開始です。

実際に、「客数半分」をどのように実施するかは分かりませんが、30人の客が入ることができる店なら、一度に入店できる客数は15人までになります。このように客数を制限することで、社会的な距離を保つことが可能になります。

閉店しないで、営業を続けていた大手小売のターゲットは「客数半分」を既に実施しています。このおかげで、ターゲットには入店の順番を待つ人たちの列ができ、素早い買い物が不可能になってしまいました。私はレジの前で待つことも嫌いなので、店の外にできている列を見ただけで買い物をする気がなくなってしまいます。

コロナウイルスの感染を防ぐために、店内に入れる客数を半分にすることは、はたしてどれほどの効果があるかは私には分かりません。しかし単純に解釈すると、店の収入が通常の半分になってしまう可能性があります。特に、小さな商店を経営する人たちにとって、客数の制限は厳しい条件だと思われます。

下は、小売銘柄に投資をしているETFの日足チャートです。


見てのとおり、順調に回復が続き、3月の下げをほぼ全部取り戻しています。このチャートが正しいのなら、米国の小売業界は急ピッチに回復することでしょう。しかし、下のチャートを見てください。


この2ヶ月間で、新規失業保険申請者数は3860万人という膨大数値に達しています(A)。前回の景気後退期(B)での申請者数は約700万人でしたから、3860万という数字が極めて異常であることが分かります。こんな状況で、小売セクターの急ピッチな回復を望むことは無理だと思います。

(ソース:Look At The Real Economic Devastation That Is Taking Place

LA County Reopens Retail Sector for In-Store Shopping

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