米国:スープキッチンとフードバンクに長い列

コロナウイルスが経済に与えるダメージは、2008-2009年の世界金融危機を大きく上回る。私たちは今日、IMF史上初めて世界経済の停止を目撃している。-- クリスタリナ・ゲオルギエバ(IMF専務理事)
ウイルスの感染拡大を防ぐため、人々は不必要な外出を控えることを命じられ自宅で隔離状態です。今のところ、いつになったら経済活動が本格的に再開となるかは分かりませんから、世界各国のGDPは厳しい下げとなることが予想されています。

CNBCに先日出演した前FBR議長イエレン氏は、こんなことを述べています。

もし現状を適切に示す統計があったとすれば、現在の米国の失業率は12から13%ほどになり、数値は上昇中だ。GDPは少なくとも30%減となるだろう。
下のチャートで分かるように、新規失業保健申請者数が急騰しています。


3月21日の週の新規失業保健申請者数は3,307,000人、3月28日の週は6,867,000人、そして4月4日の週は6,606,000人を記録し、この3週間で1678万人という米国史上見たことのない数値に達しています。

4月5日のマイケル・スナイダー氏のブログ(The Economic Collapse)には、こんなことが書かれています。
多くの人々が職を失い、フードバンク(食糧銀行)やスープキッチンには長い列ができている。200のフードバンクを経営するフィーディング・アメリカの最高業務責任者の話によると、フードバンクの利用者数は40%の上昇だ。
フードバンクに食糧を寄付しているのは、ウォルマートやスーパーマーケットなどの小売店だが、コロナウイルスのおかげで、小売店も満足な量の食品を店に揃えることができない。この結果、フードバンクへの食糧寄付も大幅に減り、在庫が底をついてしまう可能性がある。
CNNはこう報道しています。
多くの人たちが食べ物を求めている。しかし、コロナウイルスで食品の寄付は大きく減っている。人々を助けたくても外出の禁止、それに社会的距離の確保を命じられているから、ボランティア活動もできない。
フードバンクとスープキッチンに長い列、米国はまるで恐慌入りとなったような様相です。

(情報源:Janet Yellen says second-quarter GDP could decline by 30% and unemployment is already at 12%-13%

Food Banks Warn They Will Soon Run Out Of Food As Economic Suffering Explodes All Over America

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