米国株式市場:陰線、陽線、陰線、コロコロ変わるローソク足の色

こんな冗談ツイートをしているトレーダーたちがいます。
米国株式市場は単純、簡単だ。陽線、陰線、陽線、思ったとおり今日は陰線になった。
下がダウ平均の日足チャートです。

確かに順番どおり、今日は下げて陰線が形成されました。しかし、1000ポイントにおよぶ大きな上げ下げが毎日繰り返されたのではたまりません。なぜマーケットは、このようにコロコロと動きが変わるのでしょうか?
昨日の大幅上昇のハッキリした理由は分からない。今日の大幅下落のハッキリした理由も分からない。-- J.C.パレッツ
主要メディアは、「今日の下げは新型コロナウイルスが原因だ」と報道しています。しかし、もしそれが本当なら昨日のマーケットも下げた筈です。その他にも下降が止まらない国債の利回り、リセッション懸念などが理由としてあげられていますが、ローソク足チャートにはこんなヒントが出ています。

ダウ平均を3日足チャートで見てみましょう。(3日分の取引を一本のローソク足で示したものが3日足チャートです。)


AとBで分かるように、連続して「はらみ線」が形成されています。ご存知のように、はらみ線は売りと買いが拮抗していることを示します。拮抗しているのですから、売りと買いの力はほぼ同等になり、ハッキリとした方向性の無いマーケット展開となります。ですから、日足チャートが陽線、陰線とコロコロと変わってしまうのは仕方がありません。

はらみ線は、トレンド転換のシグナルになるという考え方もありますが、トレンドが継続する前の一時的な休憩という見方もあります。今回の場合は、どちらになるかはまだ分かりませんが、下のチャートで分かるように結果はそろそろ出そうです。


ご察しのとおり、三角形を下放れなら下げ波動の再開、上放れなら上昇波動の開始です。


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