マーケットは新高値、しかしもうひとつ強気になれない投資家たち

AAIIから発表された、今週の個人投資家たちのセンチメント調査結果です。


強気回答は先週の数値から1.9パーセントポイント増えて33.9%になりましたが、相変わらず平均値(38.0%)より低い状態です。強気回答の上昇を受けて、弱気回答は35.2%に減りました。しかし、数値は平均値より4.7パーセントポイント高い水準にあることを考えると、投資家たちのマーケットに対する警戒ムードが続いています。

今回のセンチメント調査で、AAIIは会員にこのような質問をしました。
新型コロナウイルスの発生で、あなたの経済に対する見方は変わりましたか?
47%はこう回答しています。
中国の製造業が打撃を受けて、多数の企業のサプライチェーンに悪影響となるだろう。しかし、このような状況が長期化することはないと思う。
42%の人たちの回答です。
悪影響を受けるのは中国に限定され、他国は大きな被害を受けないと思う。
11%はこう答えています。
現時点で、新型コロナウイルスが経済に与える影響が、どの程度になるかを適切に判断することは難しい。
更に、多くのメンバーがこんな感想を語っています。

  • 新型コロナウイルスのニュースで、多くの投資家たちが感情的な売買をした。この結果、一部の銘柄が割安となり投資の新たなチャンスが生まれた。
  • バランスの良い分散投資をしているなら、今回のウイルスは全く気にすることはない。
  • たったの10日間で病院を建てた中国に驚いた。

下は、CNNに掲載されている「恐怖&欲 指数」です。


一週間前の56(欲)から63(欲)に回復しています。もちろん、「マーケットは高値を更新したにもかかわらず、数値はたったの63だ」という見方もできます。

マナリノ氏が考案した簡単なトレード方法によると、現在のマーケットは三拍子揃った買い基調です。(マナリノ氏のトレード方法へは、ここからアクセスしてください。)
S&P500指数のETFは、こんな状況です。
  • テクニカル分析:買い
  • 平均足:陽線
  • ストキャスティクスRSI:上昇中
確かに三拍子揃った買い基調ですが、11年も続いているブルマーケットを考えると、ここで強気になるのは間違っている、と多くの投資家は感じていることでしょう。

(情報源:恐怖&欲指数

AAII

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