原油を買いますか、それとも金を買いますか?

1月7日に、このようなコラムがロイターに掲載されました。
コラム:イラン緊迫で上昇する金と原油、どちらが優位か
第2段落目にはこう記されています。
中東情勢の緊張が高まり、供給が途絶するかもしれないとの懸念を背景に、原油価格LCOc1は6日、1バレル=70.74ドルと2日終値から7%近くまで上昇した。高格付けの国債やスイスフラン、そして金といった、いわゆる安全資産も買われた。
下は、ブレント原油のETFの日足チャートです。


先ず、1は1月3日、イラン革命防衛隊の司令官が米国によって殺されたというニュースを受けて原油が上昇した日、そして2はロイターにコラムが掲載された日(1月7日)です。見てのとおり、司令官殺害ニュースの翌日が高値となり、それ以来、ETF価格は6%の下落です。パターンとしては3(9月16日)に似ています。3で原油価格が大幅上昇となったのは、「サウジの石油施設にドローン攻撃」という報道が原因となりました。

下は、金のETFの日足チャートです。


矢印で示したところは、原油のETFと同じ日になります。両方のチャートに入れた移動平均線は20日移動平均線です。単純に判断すると、金のETF価格は上昇する20日移動平均線より上ですから、どちらを買うかと聞かれたら、多くの投資家は金を選ぶことでしょう。

次に、MACD BBをチャートに入れてみましょう。(MACD BBの説明は、この動画を参照ください。)先ず、ブレント原油のETFです。


矢印の部分(1月9日)で分かるように、点はバンドの下辺を割って売りシグナルが出ています。

下は金のETFです。


買いシグナルが出たのは12月3日(矢印)になり、それ以来、買いシグナルは継続しています。ということで、テクニカル的にも金が優勢です。

(参照した記事:ロイターのコラム

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