米国株式市場:小型株指数がブレイクアウト、投機熱が再発!?

S&P500指数は史上最高値で月曜の取引を終了、下が日足チャートです。


「○○株で損をした」などと言うと、トレーダーたちからこんな冗談を言われてしまいます。「この強いマーケットで、いったいどうやったら損を出すことができるのですか?」

上放れで買うことに慣れた人なら、新高値で買うことに疑問を感じません。しかし、多くの人たちは、「こんな高いところで買って良いのかな?」と心配してしまいます。今日の高値更新で買わなかった投資家は、こんなことを言います。
少し下がったところで買いたい。
株式市場は新高値を記録しましたが、投資家たちの心理を表す「恐怖&欲 指数」は、一週間前よりまだ低い位置にあります。(データ:CNN)


  • 現在の数値:72(欲)
  • 一週間前の数値:83(極めて強い欲)
もし今日の数値が先週の数値を大きく上回っているのなら、そろそろ天井かもしれないと心配になりますが、72という数値からは異常な投機熱を感じません。

投機熱を把握する一方法として注目されるのは小型株です。下は、ラッセル2000(小型株指数)のETFの日足チャートです。



約10ヶ月間にわたる横ばいが続いていましたが、矢印の部分で分かるように、今日とうとう上放れとなりました。投機熱が再発した可能性があります。

今日のマーケットで、もう一つ目立ったのは、低迷が続いていた業種の大幅上昇です。下はその一例、石油、天然ガスを掘削する企業で構成されているオイル&ガス・ドリリング株指数です(日足)。


今日は4.64%の大幅上昇ですが、今年ここまでの成績はマイナス41%という惨憺たる状態です。(S&P500指数の今年ここまでの成績は+25%。)下げが長く続いているので時価総額は大きく下がり、2銘柄を除いて、この業種に属する銘柄は全て小型株になってしまいました。更に、株価は10ドル未満の安いものが多いですから、資金の少ない個人投資家たちに狙われる可能性もあります。下は、この業種に属する主な銘柄です。(左から社名、ティッカー・シンボル、株価)


(情報源:恐怖&欲 指数

コメント