SentimenTrader:株投資に役立つツイートの一例

株式市場に関する興味深いデータを揃えたSentimenTraderというサイトがあります。トレーダーや投資家、それにアナリストにも利用され、SentimenTraderの記事は経済サイトにも時々掲載されます。有料サイトなので購読料金が必要になりますが、SentimenTraderはツイートもしています。最近の2つを見てみましょう。

10月27日のツイートです。
ナスダック100指数(月足チャート)のMACDに、約6ヶ月ぶりに強気なクロスが起きようとしている。過去を振り返ると、このようなことが起きると、その後の2ヶ月から12ヶ月で、S&P500指数とナスダック100指数はほぼ100%の確率で全てのタイムフレームで大きく上昇している。
もちろん、購読しないと、このチャートに関する詳しい内容は分かりません。しかし、多くの投資家が、高値圏にある米国株式市場の急落を心配している時に出たこのツイートは目立ちます。

次は10月28日のツイートです。

バロンズ誌が行った調査によると、2002年のマーケットの底では、43%の大きな資金を動かす投資家(ファンドマネージャーや機関投資家)が強気だった。2008年の底では59%が強気だった。2016年の底では38%が強気だった。そして今日、強気なのはたったの27%だ。
上のツイートに関連した、こんなチャートがあります。(チャート:SentimenTrader)

この表現が嫌いな人たちもいますが、ファンドマネージャーや機関投資家は賢い資金(Smart Money)、そして私たち個人投資家は愚かな資金(Dumb Money)と一般的に呼ばれています。チャートの上半分はS&P500指数、下半分は賢い資金と愚かな資金のセンチメントが示されています。直ぐに気がつくことが2つあります。

  • A、B、C、Dで分かるように、賢い資金はマーケットが大きく下げたところで強気になる傾向がある。
  • 1、2、3、4で分かるように、マーケットの高値付近で愚かな資金が強気になる傾向がある。
もちろん、A、B、C、D付近で強気になる個人投資家もいますが、圧倒的に強気なのは賢い資金と呼ばれるファンドマネージャーたちです。センチメントを使って、適切な売買タイミングをつかむのは難しいですが、現在強気なのはどちらかを把握するのは大切です。

4で分かるように、高値を更新する現在のマーケットで強気なのは個人です。ここが天井だ、と断言することはできませんが、もしもの急落に備えて持ち株に逆指値の売り注文を入れておくことが大切です。



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