さようならアリババ、さようならバイドゥ、さようなら中国株!?
[ニューヨーク 27日 ロイター] - 米国株式市場は下落して取引を終えた。トランプ政権が米証券取引所に上場する中国株の廃止を検討しているとの報道を受け、米中貿易摩擦が激化するとの懸念が高まった。ブルームバーグのドーニング氏も、貿易戦争の新戦術として、トランプ政権は中国株の上場廃止を検討している、とツイートしています。
iBankCoinの Dr.Flyは、こう書いています。
これが意味することは、「さようならアリババ、さようならバイドゥ」ということだ。更に、中国企業が米国で新規公開株をすることが不可能になる。もし本当に実施されるなら、中国は大きな痛手を受けるだろう。こんなニュースが流れたのでは、中国株を買う気になれないだけでなく、中国株を保有している投資家は売りたくなってしまいます。116の中国株が、ニューヨーク証券取引所とナスダックで取引されていますが、金曜の様子をいくつか見てみましょう。
- アリババ・グループ・ホールディング:-5.15%
- JDドット・コム:-5.95%
- バイドゥ:-3.67%
- iQIY:-4.10%
- ウェイボー:-3.11%
- シナ:-3.78%
- ビップショップ・ホールディングス:-3.66%
- モモ:-5.79%
- バオズン:-3.08%
- HUYA:-9.63%
- オートホーム:-5.97%
正に、中国株は空売るのが正解といった様相ですが、当然の結果として上昇したものがあります。下が、その日足チャートです。
Direxion Daily FTSE China Bear 3X Shares (YANG)というレバレッジ・インバース(ベア型)の中国株のETFです。金曜の取引でETF価格は3.69%の上昇、出来高は92万株を超え、通常の43万株を大きく上回りました。
ついでに、中国株のレバレッジ・ブル型のETF、Direxion Daily FTSE China Bull 3X Shares (YINN)を見てみましょう。
現在のETF価格は、ほぼ52週安値付近にあり、低迷する中国株の様子が明確です。
注目するべきこととして、ロイターは、こんな報道をしています。
ジョーンズトレーディングの首席市場ストラテジスト、マイク・オルーク氏は「米国の政策が上海株の急落を招き、中国に問題をもたらすとすれば、10月10日から始まる通商協議にマイナスの影響を及ぼす可能性がある」と述べた。
次に、投資心理を見てみましょう。(データ:CNN)
現在の数値は中立を示す52、一週間前の強気(58)から下落しています。中立というのはどんな姿勢でしょうか?こういう意見があります。
強気なら株を買う。弱気なら株を売る。中立というのは、どうしたらよいか分からないという意味だ。
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