ビットコイン:下降三角形型は下放れを示唆している!?

4日前のブログに、マイク・シェドロック氏(投資アドバイザー)はビットコインのチャートを掲載し、こう書いています。
大きな動きがそろそろ起きる。問題は、どちらの方向に放れるかだ。
下が、シェドロック氏が指摘しているチャートです。


二本の点線で分かるように、ビットコインの日足チャートには三角形が形成されています。失礼な言い方かもしれませんが、チャートを滅多に見ないシェドロック氏に三角形が見えるのですから、いつもチャートを使っている人たちには、もうかなり前からこの形が見えている筈です。

形成されている三角形は、上辺が下降する「下降三角形型」です。一般的な解釈は2つあります。
  • ダウントレンドでこの三角形が形成された場合は、下辺割れが売りシグナルになる。
  • 高値圏でこの形が形成された場合は、天井を形成している可能性がある。
ご存知のように、三角形は保ち合いパターンの一つです。
保ち合い:相場のトレンドがほぼ横ばいで推移している状態を指す。相場局面として、上値抵抗線と下値支持線に挟まれた動きを一定期間にわたって継続することがあるが、一般的に、小幅に一定の範囲を上下するだけの小動きの状態、またはほとんど動かない状態のことを、保ち合い(もちあい)と呼ぶ。保ち合いのチャートパターンには、三角保ち合いやボックス(圏相場)などがある。(野村證券:証券用語解説集)
シェドロック氏が言うように、保ち合いの後には大きな動きがやって来る傾向がありますから、多くのトレーダーたちは三角形に注目します。上記した2つの解釈に共通しているのは、「下降三角形型」は弱気なパターンであるということです。言い換えると、上辺の下降は買い圧力の減少を示していますから、下辺を割るブレイクダウンを期待する人が増えます。

しかし、「下降三角形型」は上辺を突破して強い上放れが起きる可能性もあります。下のチャート(S&P500のETF)を見てください。(チャート:レイ・ドロジェン氏のブログから)


下辺を割るブレイクダウンではなく、上辺を大きく突破するブレイクアウトが起きています。ドロジェン氏は、こう書いています。

チャートを分析する場合、チャートの形を見るだけでなく、投資家たちの心理状態も把握する必要がある。弱気なパターンが予想に反する展開となった場合は、力強い素早い強気な動きが起きるものだ。

投資家たちの心理状態を見てみましょう。(データ:stocktwits)


84.23%の投資家がビットコインに強気です。チャートには弱気な形が形成されていますが、心理状態を考えると、ビットコインは上放れとなる可能性があります。もちろん、マーケットは大衆の期待を裏切ることが多々ありますから、下放れの可能性も十分にあります。

ビットコインは上放れるでしょうか、それとも下放れるでしょうか?シェドロック氏の回答はこれです。
Your guess is as good as mine. (私にも分かりません。)


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