銀株指数は三度目の正直

正に、夏休みの相場です。


マーケット終了まで1時間を残し、今日ここまでのS&P500指数のETFの出来高は23,016,445株(A)、平均の69,790,901株(B)を大きく下回っています。投資家たちは夏休み、家族揃って旅行に出かけていることでしょう。

静かなマーケットですが、銀を生産する企業の株で構成されている銀株指数が興味深い位置に達しています。下が日足チャートです。


緑の線は、多くのトレーダーたちに使われている20日移動平均線です。1で分かるように、この移動平均線がサポートになっています。更に、直ぐ下を走る38.2%の値戻しレベル(5月22日の安値から6月25日の高値で計算)もサポートになっています(2)。3はRSI(相対力指数)です。昨日のブログでも説明しましたが、現在の数値は50を上回る数値ですから、買い手たちのムードは良好です。

もう少し詳しく見てみましょう。


Aの強い陽線(7月2日)を見た人たちは、数日間続いていた下げは終わったと判断し、その日の大引け間際に買い出動したことでしょう。しかし、翌日は陰線になってしまい、期待したような上昇は始まりませんでした。

B(7月5日)にも同様なことが言えます。20日移動平均線のテストに成功した、と判断した人たちは、その日の大引け間際に買った筈です。しかし翌日は陰線になり、期待のラリーは訪れませんでした。

今日のローソク足を見てください(C)。昨日の売りに後続は無く、ほぼ高値で終了の陽線です。20日移動平均線がサポートになった、と判断するなら今日の大引け間際で買いですが、AとBで分かるように、投資家たちは既に2回騙されています。ひょっとすると、今回もダマシの可能性がありますから、買い手は慎重になっていることでしょう。

もし明日から上昇波の開始となれば、今日の大引け間際で買った人たちは正解、三度目の正直の実現です。更に下のチャートで分かるように、明日から上昇が始まれば下降するウェッジを上放れることになりますから、今日動けなかった人たちが買いに参加して来ることでしょう。


もちろん、買い手の思惑が外れてしまうことは短期アップトレンドの崩れを意味しますから、銀株指数は正に重要なレベルのテスト中です。

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