とても役立つトレーダー仲間からの助言

ジュリアン・コーマーという人が書いているブログを見つけました。ドイツ人、株歴は5年、専業トレーダーではなくeコマース業界でフルタイムで働く男性です。ご本人は、このようなことを書いています。
私は大学も高校も卒業していません。この学歴では、証券業界に就職することはできません。

たしかに大した学歴は無いコーマー氏ですが、氏の書いた株に関する記事は、ドイツのトレーダー向け雑誌に何度か掲載されたことがあります。

私はコーマー氏のような人に興味を感じます。ウォール街のアナリストたちは、ハーバードやスタンフォード大学などの有名大学でMBAを取得した高学歴の持ち主です。彼らの書いたレポートはためになりますが、専門用語が多いので、私たちのような個人トレーダーは完全に理解するのに時間がかかってしまいます。もちろん、アナリストたちは、証券業界で働く人たちのために書いていることが多いですから、私たちは最初から無視されているという事実もあります。

私がコーマー氏のような人が好きな理由は「分かりやすい」からです。失礼な言い方をすると、アナリストのレポートは隠語で書かれていますから門外漢はお断りです。しかしコーマー氏の書くことは、株をやる人なら誰でも理解することができますから親しみを感じます。

「高いところで買い、更に高いところで売る」と題されたブログで、コーマー氏はこう書いています。
多くの投資家は、新高値を記録した株を買うことができません。なぜでしょうか?理由は「割高だ」と感じるからです。株式市場はスーパーマーケットではありません。安値圏で低迷する株は「お買い得」ではなく、「腐った玉子」です。
極めて分かりやすい説明です。コーマー氏の言うことは間違っていません。多くの投資家から尊敬されているウィリアム・オニール氏も著書の中で、新高値を記録した株を買うことの重要性に触れています。(オニール氏が提唱するCANSLIM投資法は有名です。)

トレードの話ではありませんが、今年の3月、私は緊急治療室に担ぎ込まれ、その後はリハビリの日々となりました。医師からのアドバイスがありましたが、私に大きな助けとなったのは、私と同じ病気を経験した人たちからの言葉です。「このリハビリが役立ちました」、「私は自宅でこんな運動をしています」といった言葉はとても役立っただけでなく元気付けられました。コーマー氏のブログは、「同じ経験を持つ人からの言葉」と言い換えることができます。

フェイスブック、ツイッター、YouTubeなどのソーシャルメディアのおかげで、私たちは他のトレーダーたちの意見を得ることが簡単になりました。トレーダー仲間からの意見が簡単に手に入るのですから良い時代になりましたね。



(参照した記事:コーマー氏のブログ

コメント

アオ健 さんの投稿…
以前、アナリストの書いたレポートを英語の専門家がメッタ切りにしました。
「まわりぐどい表現が多すぎる」「一行で済ませられることをクドクドと長く書きすぎる」「この段落は何を言っているのかさっぱりわからない」「二重否定が多すぎる」等などです。
ちなみにレポートは一流といわれているアナリストが書いたものでした。