株投資人生、決算もリスクのひとつ

テスラの日足チャートです。


青い線が50日、そして赤い線が200日移動平均線です。4月1日のブログで「50/200移動平均線チャネル」というトレード方法を紹介しました。その方法に従ってトレードした場合、
50日移動平均線を突破した7月1日が買い出動になり(A)、目標株価は200日移動平均線になります(B)。

今日(水曜)のテスラは+1.81%、264ドル88セントで取引を終え、目標の200日移動平均線まで約17ドルとなりました。順調に上昇が続いているので、来月中には目標を達成できそうな様相ですが、投資家が恐れていることが時間外取引で起きました。
テスラ、売上高と利益が市場予想下回る 時間外で株価10%超安 (日本経済新聞)
オーバーナイトでポジションを持つことがないデイトレーダーなら、このような事に巻き込まれることはありませんが、数週間以上株を保有する人たちは、決算があるからと言って持ち株を全部売ることはありません。

もちろん、決算がとても気になった人たちは、今日の大引け間際に持ち株を全部売ったことでしょう、または半分売却したことでしょう。売却しないで保有を決めた人たちは、万が一に備えて、ストップの売り注文を再設定したことでしょう。


左側の数字(264.88)がテスラの通常取引の終値、右側(235.70)が時間外取引の株価です。11.02%という強烈な下げですから、かなりゆるめに設定したストップの売り注文も、明日の寄付きで一斉に執行されることになります。(注:ストップの売り注文だけに限らず、指値などを使った注文は通常取引時間内だけに有効なので、時間外取引で執行されることはありません。)


緑色の線は、買い出動となった7月1日から引いたVWAP(出来高加重平均)です。矢印で示したところが時間外取引での株価です。今日の時間外取引での下げで株価はVWAPを完全に割り、7月1日以来買った人たちの損益合計はマイナスになっています。

決算があることを承知で株を保有しているのは間違いだ、という意見もあると思います。しかし、繰り返しになりますが、ある程度長期的に株を持つ人たちにとって、決算はリスクの一つとして受け入れていますから、投資人生にはテスラのようなことに遭遇することもあります。


上は、スナップの日足チャートです。好決算を受けて、今日は18.75%の巨大な上昇です。言うまでもなく、決算を心配して昨日売ってしまった人たちは、さぞ悔しい思いをしていることでしょう。



(参照した記事:テスラ、売上高と利益が市場予想下回る 時間外で株価10%超安

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