興味深いレベルで下げ止まっている原油のETF

この辺で原油のETFを買えそうだ、という見方が広がっています。下は、ブレント原油のETFの日足チャートです。


ETF価格は3本の移動平均線(20日、50日、200日)の下にあるだけでなく、移動平均線は全て下向きという冴えない状態です。しかし、ETF価格は興味深い位置で下げ止まっています。

二つのものがサポートになっています。
  • 12月の安値から4月の高値で計算した61.8%の値戻しレベル(1)。
  • 最も長い価格帯別出来高(2)。
38.2%、50%に並んで、61.8%の値戻しレベルは多くのトレーダーに注目されるレベルです。更に、最も突出する価格帯別出来高はサポートになる傾向があります。

円で囲いましたが、最近の出来高を見てください。単に膨大だけでなく、「これは売りのクライマックスだ」とトレーダーたちは指摘しています。

週足チャートを見ると、今週の出来高がいかに膨大であるかが分かります。


今週の出来高は、2017年1月以来2番めになり、もし明日の出来高が60万株を超えるならナンバー1になり、正に売りのクライマックスといった様相です。次に、今週のローソク足を見てください(A)。まだ金曜の取引が残っていますが、目立つ下ヒゲが形成され、この辺で下げ止まる可能性が示唆されています。

こんな見方をしている人もいます。


ETF価格は61.8%の値戻しレベル(A)が支えになっているだけでなく、相対力指数(B)も61.8%のレベルがサポートになり反発の兆しが見えています。現在のETF価格は18ドル13セント、そして目標価格は4月の高値(21ドル31セント)になり、61.8%の値戻しレベル(17ドル15セント)を割った場合は損切りです。

過去10年間の様子を見ると、5月、6月、7月の原油のETFはパッとしません。


四角で囲った部分が5月、6月、7月です。5月が陽線だった確率は33%、5月の平均上昇率はマイナス3.6%です。6月が陽線となったのは50%、6月の平均上昇率はマイナス0.8%、そして7月が陽線となった確率は56%、7月の平均上昇率はマイナス1.8%でした。しかし、8月は強い月です。陽線の確率は67%、平均上昇率は2.5%です。ということで、季節的に見た場合は、現時点での買いに躊躇してしまいますが、現在の価格は興味深いレベルに達しています。

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