その話はもう聞きたくない!

  • トランプ氏、さらなる追加関税措置に着手 対中協議再開控え(ロイター
  • トランプ大統領、対中通商合意はなお可能-関税引き上げ近づく中(ブルームバーグ
  • 米中閣僚協議が開始 税関が10日の関税上げ通知 (日本経済新聞
こんな状態ですから、マーケット終了後に送られてくるニュースレターも、米中の閣僚協議がトップ扱いになっていると思いました。


Daily Ripというのは、トレーダーたちの集まる人気サイトSTOCKTWITSから送られてくるニュースレターです。しかし、5時間前に届いたニュースレターには、米中の貿易問題に関する記事は一つもありませんでした。正に、この話題は意図的に避けられたことが感じられます。言い換えると、個人トレーダーたちは、この話題で何度も振り回されていますから、この話はもう聞きたくないのです。私個人的には、午後の反発ラリーの原因として、このニュースが掲載されるだろうと思っていましたが、完全に無視されていました。
[ニューヨーク 9日 ロイター] - トランプ氏は9日、中国の習近平国家主席から「素晴らしい書簡」を受け取ったと明かし、「習主席とおそらく電話で会談するだろう」と発言。また米中通商協議が今週合意に達する可能性があるとの見方を示した。
繰り返しになりますが、多くの個人トレーダーたちは米中貿易問題に関する報道に辟易です。

S&P500指数の日足チャートを見てみましょう。


上昇が続いている50日移動平均線で分かるように、トレンドはアップトレンドですから、買い手たちはまだ諦めていません。RSI(相対力指数)は50を割って42.86に落ち込んでいますが、現在のようにマーケットがアップトレンドの場合は、40から50はサポートゾーンになる傾向があります。もちろん、貿易問題の件が気になって買い難い状況ですが、現在のS&P500指数は、数日間の反発ラリーが起きてもおかしくない位置にあります。

ボラティリティ指数(恐怖指数)も、反発ラリーの可能性を示唆しています。


1で分かるように、恐怖指数は1月23日の高値を瞬時突破しましたが、結果的には失速して長い陰線を作って終了です。言い換えると、今日の陰線は恐怖心の和らぎを意味します。

たった今、中国製品への関税が25%に引き上げられたことが報道されています。さて、マーケットはどう反応するでしょうか?ニューヨークのマーケット開始まであと約9時間です。


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