株式市場とグーグルトレンド

木曜のマーケット終了まで50分となりました。ダウは現在433ポイント、1.7%の大きな下げです。
主要株式指数は大幅下落。米中貿易戦争は長期化すると判断した投資家たちは資金を国債と金へ避難。(SAニュース)
こんな状況ですから、「Bear ETF(ベアETF)」という言葉での検索回数が増えているのではないかと思い、グーグルトレンドで早速調べてみました。(*ベアETFはインバースETFという名前でも知られ、マーケットが下がると上昇する仕組みになっています。)



最近12ヶ月を見た場合、ベアETFという言葉での検索が最も多かったのは12月16日から12月22日の週です。この週の検索回数を100とすると、現在の数値はたったの22になり、言うまでもなく大した検索回数ではありません。

下は、ダウ平均の週足チャートです。


矢印で示したところが12月16日から12月22日の週に相当します。正に、マーケットが底打ちとなる1週間前に、「ベアETF」という言葉での検索回数が最も増えたことになります。不安なマーケットが確かに続いていますが、グーグルトレンドだけで判断すると、現在のマーケットはまだ下げが足りません。

下は、CNNに掲載されている恐怖&欲指数です。


不安定なマーケットを反映して、指数は先週の39から28に下がっています。投資家たちが恐怖を感じていることは確かですが、12月末の時のような極度の恐怖を示す一桁台にはまだ落ち込んでいません。

下はダウ平均のETFです(4時間足)。


赤い線は、重要な安値となった12月26日から引いたVWAPです。今のところ、ETF価格はこの線より上ですから、12月26日以来買った人たちの損益合計はプラスです。しかし、この線を割ると損益合計はマイナスになってしまいますから、投資心理が冷え込んで恐怖&欲指数が大きく下げることになるでしょう。繰り返しになりますが、マーケットは下げがまだ足りません。


(情報源:グーグルトレンド

恐怖&欲指数

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