トレードで成功している人の共通点:厳選主義

「トレードで成功するためには毎日の宿題を怠ってはいけない」、という言葉をよく聞きますが、宿題というのは一体どんなことを意味するのでしょうか?『新マーケットの魔術師』(JDシュワッガー著)に登場するリンダ・ラシュキ氏は、こんなことを語っています。


この質問に答えることが毎晩の宿題です。「明日は買いが有利だろうか、それとも売りが有利だろうか?」一歩後ろに下がって、全体的な様子を見ることも忘れてはいけません。二番底や二番天井の可能性はないだろうか?重要なチャートパターンが形成されていないだろうか?そのような質問に答えることも大切です。
先ず指摘したいことは、ラシュキ氏は、「有望な銘柄探しをします」とは言っていません。ラシュキ氏の専門はS&P500などの先物ですから、トレードするものが限定されています。言い換えると、彼女はスペシャリストです。

先日のブログで書いたことですが、ブライアン・ランド氏は、こんなアドバイスをしています。
トレードを始めた頃は、全ての場面でトレードをするのがプロのトレーダーだと思っていた。しかし、その考え方は間違っていた。スペシャリストになることを勧めたい。一つのトレード方法だけでも、トレーダーとして成功することはできる。一つの方法を完全にマスターして、その方法のプロになることだ。更に、たくさんの銘柄を取引する必要も無い。私はアップル株だけをトレードして成功している人を知っている。
単純な言い方をすれば、トレーダーというのは値幅を取って利益を得ることが仕事です。テレビでは10%、20%と大きく跳ね上がった株が毎日のように報道されますから、多くの人たちは、そのような銘柄を掘り当てることがトレーダーの仕事だと思い違いをしています。繰り返しになりますが、値幅を取るのがトレーダーの仕事ですから、数銘柄を追っていれば十分です。

トレーダーコーチとして有名なブレット・スティーンバーガー氏は、トレードで成功している人の共通点の一つとして「厳選主義」をあげています。
成功しているトレーダーは、あらゆる場面でトレードをすることはない。もちろん、全てのパターンを監視することもしない。彼らは、自分のパターンが現れるまで動かない。
正に、トレードで成功している人たちはスペシャリストです。



コメント