最高経営責任者が自社株売り、株価は3年ぶりの安値に転落

午後の取引で、オーバーストック・ドット・コムが大きく崩れました。下は5分足チャートです。(オーバーストック・ドット・コムはオンライン小売事業を展開する米国企業。有名ブランド及びノンブランド商品、アウトレット商品を、ウェブサイトを通じて割引価格で販売。またEコマースビデオ事業も展開。家具、インテリア装飾品、寝具、宝石、時計、電化製品、書籍、自動車、保険、旅行商品など様々な商品を提供する。-- ヤフー・ファイナンスから)


次に日足チャートを見てみましょう。



15.67%の厳しい下げ、目立つ長い陰線が形成され約3年ぶりの安値で水曜の取引を終了です。売られた原因は、最高経営責任者が持ち株を売っていたことが報道されたためです。パトリック・バーン氏(最高経営責任者)は5月13日に25万株を13ドル33セントで売却、そしてその翌日に更に25万株を12ドル84セントで売却していました。最高経営責任者が自社株を売っていたのですから、これを良いニュースと受け取る人はいません。

こんなツイートが出ています。


「恥ずかしい最高経営責任者だ。誰がこんなことをする?ルーキー!」

下は週足チャートです。


今日の下げで、株価は12月の安値を割ってしまいました(1)。言い換えると、12月の安値がサポートになると思って買っていた人たちは、思惑が外れる展開となってしまいました。

興味深いのは、今日の大幅下落で、株価は2016年の安値に近づきました(2)。株価は、そこで下げ止まるでしょうか?2018年1月、オーバーストック・ドット・コムは80ドル台で取引されていました。しかし、最高経営責任者は今週、自社株を10ドル台で50万株も売っていたのです。チャートパターンだけで判断すれば、株価はサポートに近い訳ですから、現時点では売りではなく買いの準備をする時です。

もしニュースが反対の内容、最高経営責任者が50万株買っていたというものなら株主たちは元気付けられたことでしょう。しかし、会社のリーダーが、こんなに安い位置で持ち株を売却したのですから、投資家たちはこの会社の将来性に大きな疑問を感じていることでしょう。

下は月足チャートです。


2016年の安値(1)はサポートにならないかもしれない、ひょっとすると2012年の安値5ドル(2)まで下げてしまうかもしれない、と心配している投資家も多いことでしょう。



(情報源:マーケットウォッチ

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