状況に合わせた偏見を持ったトレード??

「偏見や先入観を持たないでトレードをすることが大切だ」ということをよく聞きますが、ブレット・スティーンバーガー氏は、こんなことを日曜のブログで書いています。
Trading With a Flexible Bias (柔軟な偏見を持ったトレード/状況に合わせた偏見を持ったトレード)

私たちはチャートを分析し、得た結論に基づいてトレードの計画を立てます。もちろん、トレードは計画に従って行われる訳ですが、これ自体が偏見に基づいたトレードになってしまいます。なぜなら、様々なニュースや情報が流れ、マーケットの状況は絶えず変化しているからです。私たちが分析した時点におけるマーケット状況と、現在のマーケット状況が完全に一致していることは有りえませんから、私たちは柔軟な姿勢でトレードをする必要が生まれてきます。

スティーンバーガー氏は実例として、スティーブというトレーダーが行ったニーオ株のトレードを挙げています。
スティーブは分析結果に基づいて(偏見)ニーオをトレードしたのだが、損切りすることになってしまった。しかし、状況を再分析し、スティーブはもう一度ニーオをトレードすることで利益を上げることができた。
もちろん、感情的になってリベンジトレードに成功した、という話ではありません。ニーオの突然の跳ね上がりで損切りになってしまいましたが、状況を再度分析することで、スティーブさんは最初に立てた計画はまだ有効であることに気が付きました。言い換えると、ニーオの跳ね上がりで株価はキーレベルを瞬時超えてしまいましたが、再分析することで、この重要な株価レベルという見方は間違っていなかったことを確認することができたのです。

  • 株価がキーレベルを超え損切りになってしまった。
  • キーレベルを突破した時の売買状況、出来高状況を再分析してみると、このキーレベルはまだ完全に崩れていないことが分かった。
  • 株価が再度キーレベルに達したところで、もう一度同じトレードをして良い結果を得ることができた。
スティーンバーガー氏は、こう記しています。
重要なのは計画ではなく、トレードの計画を立てる一連のプロセスだ。私たちには、値動きをパーフェクトに予想することはできないから、当然の結果として損切りということが起きる。経験のあるトレーダーは、損切りとなった後、状況を再分析することで、最初に立てた計画が完全な間違いであったかどうかを判断することができる。もし最初に立てた計画が間違っていなかったのなら、同じトレードをもう一度試すべきだ。



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