損切り:5つの方法

損切りの重要性については多くのトレーダーたちが語っていますが、皆さんは、どのように損切りの株価を設定していますか?


一般的な方法は5つあります。
  • 一定のパーセンテージ:たとえば、買値から5%または10%下げてしまったら損切りです。本当に強い株なら、5%を超える下落となることはありません。
  • ブレイクアウト・レベル: ブレイクアウト(上放れ)で買った場合、株価が順調に上昇なら問題はありません。しかし、株価が下げ始め、ブレイクアウト・レベルを3% - 5%下回ったら損切りです。
  • 移動平均線:10日、20日、または50日移動平均線割れは損切りの良い目安になります。
  • トレンドライン:株価が上昇するトレンドラインを割ったら損切りです。トレンドラインを3%下回ったら売却するといった形で、自分に合ったパーセンテージを決めましょう。

5番目の方法はアベレージ・トゥルー・レンジ(ATR)の使用です。ごく簡単に言うと、アベレージ・トゥルー・レンジは一日の平均的な値幅になります。下は、フェイスブックの日足チャートです。


先ず、現在のフェイスブックの株価は171ドル26セントです(1)。赤い線がアベレージ・トゥルー・レンジになり、14という数字(2)は過去14日間を考慮した場合のアベレージ・トゥルー・レンジを意味します。3ドル27セント(3)が現在のアベレージ・トゥルー・レンジです。言い換えると、過去14日間を考慮した場合、フェイスブックの一日の平均的な値幅は3ドル27セントです。

一日の平均的な値幅が3ドル27セントですから、これより狭い値幅で損切り価格を設定すると、ほぼ間違いなく損切りとなってしまいます。現在の株価は171ドル26セントですから、損切り価格を170ドルに設定してしまうと、直ぐに損切りとなる可能性はかなり高くなります。

一般的なのは、アベレージ・トゥルー・レンジx2を使います。フェイスブックの場合はこうなります。
アベレージ・トゥルー・レンジ: $3.27 
現在の株価($171.26)で買った場合:
$3.27 X 2 = 6.54
$171.26 - 6.54 = $164.72
もし株価が$164.72に下がったら損切りです。

アベレージ・トゥルー・レンジx2を使って、買う株数を決めることもできます。もしあなたは800ドルを超える損を出したくないと思っているのなら、買う株数はこう計算します。
$3.27 X 2 = 6.54
800 ÷ 6.54=122.32

あなたが最高に買える株数は122.32株です。もちろん、こんな端数のある買い方はできませんから、122株または100株の買いです。損切り価格の設定、そして買う株数を計算することができるのでアベレージ・トゥルー・レンジは便利です。




コメント