先行指標から危険信号、S&P500指数は12月の安値を割る??

桓騎さんのツイートです。注目は下線を引いた部分、「バルチック海運指数」です。



 バルチック海運指数(BDI)は、「バルチック・ドライ・インデックス」とも呼ばれ、英国のロンドンにあるバルチック海運取引所(Baltic Exchange)が算出・公表する、外航不定期船(外航ばら積み船)の運賃の総合指数をいいます。(略)一般にバルチック海運指数は、世界経済や商品価格の先行指標とされており、(略)また、本指数は、外航海運市場だけでなく、株式市場でも注目されており、(後略)-- iFinaceから抜粋
バルチック海運指数を見てみましょう。(チャートは、Investment Watchの記事を参考にして作ったものです。)


 上半分がバルチック海運指数、下半分はS&P500指数です。「先行指標」と呼ばれているだけに、AとBで分かるように、バルチック海運指数が先にに天井となって下落が始まっています。

現在の様子を見てください。二本の赤い矢印が示すように、S&P500指数はまだ上昇が続いています。しかし、バルチック海運指数は既に顕著な下げが展開されていますから、S&P500指数は天井をそろそろ形成する可能性があります。

投資家たちが恐れていることは、次にやって来るS&P500指数の下げは、極めて厳しいものになりそうなことです。現在のバルチック海運指数(1)は前回の安値(2)大きく割っています。もし、S&P500指数がバルチック海運指数を追うことになると、投資家たちは12月の安値割れ(3)を想定しなくてはいけません。今日のS&P500指数の終値は2724、12月の安値は2346ですから、少なくとも14%の大幅下落を覚悟する必要があります。

上は恐怖&欲指数です(CNNから)。最近のマーケットの回復で、投資心理は1ヶ月前の16(極めて強い恐怖)から64(欲)に大きく好転しています。もちろん、この数値は極めて強い欲を示す80、90といったレベルまで上昇する可能性がありますから、今直ぐ株式市場が天井となって下げに向かうことはないような気がします。

コメント

アオ健 さんの投稿…
春節明けの中国の経済動向が注目されてますね。
ここで需要が盛り上がらないようだと、かなり重症かと。