低迷するギリシャ株は買い候補??

昨日は嫌われるウランに関して書いたので、ウランと同様に嫌われているギリシャ株に関して少し書きたいと思います。ギリシャ株を突然見る気になったのは、この記事が原因です。


タイトルは「ギリシャ株のETFは離陸にトライ」と訳すことができますから、ギリシャ株に期待できそうな雰囲気があります。


上は、ギリシャ株のETFの週足チャートです。(チャートはトレーディングビューです。無料で使用できます。)どう見ても強いと言えるような形ではありません。40週移動平均線(1)は相変わらず下降が続き、トレンドは明らかな下げ基調です。しかし、しいて言えばMACDがゴールデンクロス(2)していますから、ダウントレンドにおける一時的な上昇が起きる可能性があります。

記事では3つのことが指摘されています。
  • オプションに異常な取引があった。先週、ギリシャ株ETFのコールオプション(3月限、ストライク・プライス7ドル)に通常出来高の1万倍に相当する量の買いがあった。
  •  ギリシャ政府は先週、金融支援脱却後、初めて国債を発行した。調達した額は25億ユーロに及び利回りは年3.6%。投資家からの申し込みは100億ユーロを超えていた。
  •  更にギリシャ政府は、最低労働賃金の11%引き上げを計画し、緊縮政策が完全に終わった可能性が高い。
ギリシャ株を買っても良さそうな感じがしますが、同記事は、こんなことも記しています。
先週火曜、ギリシャのシンクタンク IOBEは、ギリシャの2019年のGDP予想を、前回の2.4%増から2.0%増に引き下げている。
ETFドット・コムにアクセスして、2018年1月3日から2019年1月30日までの資金の流入状況を調べてみました。

ネットフローはマイナス3267万ドルということで、ギリシャ株のETFからは資金が流出している状態です。

下は最近の様子になります(2018年12月3日~2019年1月30日)。

 ネットフローはマイナス603万ドルですから、積極的に買われている、と言えるような状態ではありません。もちろん、「低迷するETFから資金が逃げるのは当たり前なことであり、逆張り思考で行くのなら、ギリシャ株は監視リストに入れるべきだ」という見方もあります。

日足チャートを見てみましょう。


多くの人たちは、直ぐ上に控えるレジスタンスゾーンを気にしていることでしょう。言い換えると、現時点ではとても買い難い状態ですから、監視リストに入れて様子見です。もう一つ付け加えれば、短期トレンドライン割れで空売りを考えている人が多いことでしょう。

このETFのニューヨークに上場されて以来の季節性を見てみましょう。

データ:StockCharts
ギリシャ株のETFが最も好調なのは4月です(A)。4月の平均上昇率は5.4%(下の数字)、そして4月が上昇した確率は71%です(上の数字)。2月(B)は平均で0.6%の上昇、2月が上昇となった確率は38%ですから2月の成績はパッとしません。

こんなツイートが出ています。


「ギリシャ株のETFは完全なダウントレンドだ。好転させるためには新政権が必要だ。」

(情報源:Greece ETF Tries To Get Going

ギリシャ5年債発行、利回り3.6% 支援脱却後初

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