40週移動平均線の突破に難航する米国株式市場

クリス・キンブル氏(Kimble Charting Solutions)は、ナスダック100指数の「ヘッド・アンド・ショルダー(三尊)」の可能性をツイートしています。(チャート(週足)はナスダック100指数のETF)



1で分かるように、右肩が形成される可能性があります。下は、教科書的なヘッド・アンド・ショルダーです。

  • ネックライン割れが空売りシグナル。
  • 頭からネックラインまでの値幅が予想される下げ幅。
多くのトレーダーも、キンブル氏と同様に、ナスダック100指数のヘッド・アンド・ショルダーの可能性を指摘しています。移動平均線を入れてチャートを見てみましょう。


ナスダック100指数は、40週移動平均線の突破に難航しています(A)。ストキャスティクスは(B)、ほぼ買われ過ぎレベルに達していますから、ここからは下げに注意です。移動平均線の傾きにも注目です。以前のような上昇は終わり水平になっていますから、ナスダック100指数のアップトレンドは、既に終了している可能性があります。

40週移動平均線は200日移動平均線に相当し、長期トレンドを把握するために、多くの投資家やトレーダーに使われています。下が日足チャートです。


見ての通り、200日移動平均線(1)が難関になっています。ストキャスティクスから売りシグナルが出ています(3)。前回のシグナル(2)での空売りは上手く行きませんでしたが、今回の場合は200日移動平均線の突破に難航しているだけに、前回以上に売り手に力が入りそうです。

S&P500指数も同様な状況です。


40週移動平均線がレジスタンスになっています(1)。ストキャスティクスは過熱を示す80に迫っていますから、利食いの売り、そして空売りが起きやすいレベルです。

もちろん、売り手は早急な下げを期待していますが、買い手は急いでいません。こんな事を言う人が多いです。
40週移動平均線の下で、しばらく横ばいして欲しい。数週間の横ばいが続けば買われ過ぎは解消され、次の上昇の良い準備期間になる。

(情報源:キンブル氏のツイート)  

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