ますます強気になった金の投資家たち

報道されているように、米FRBは金利の据え置きを決定しました。下が要点、ロイターからの抜粋です。
  • パウエルFRB議長は記者会見で、米経済見通しの不確実性に言及し、利上げを実施する論拠は後退したと表明。将来的な利上げ見通しについて「現在の状況は忍耐強さが必要となっている」とし、「これが正しい道であると強く感じている」と述べた。
  • さらに、FRBはバランスシートの縮小をより早い時期に停止する可能性があるとも述べ、FRBのバランスシート規模は従来予想されていたよりも大きい水準にとどまる公算があることも示した。 
正に、パウエルFRB議長は、投資家たちが望んでいたことを発表してくれた訳ですから、マーケットには買い手が一斉に訪れました。


上はダウ平均の1分足チャートです。見ての通り、金利据え置きの発表直後に巨大な陽線が現れ、マーケットに活気がつきました。

パウエル議長の発言は、金利引き上げサイクルが終了した可能性があると結論できる内容だったためドルが売られました。


上は、ドル指数のETFの5分足チャートです。金利据え置きニュース直後に目立つ陰線が形成され、ドル売りの圧力増大が明確に示されています。

恩恵を受けたのは金です。下は、金のETFの5分足チャートです。見ての通り、力強い陽線が形成されています。


次に、金のETFの日足チャートを見てみましょう。


最近6ヶ月間の様子です。8月の安値から今日までの上昇率は12.14%にのぼり、同期間のダウ平均の成績(マイナス0.59%)を大きく上回っています。当然疑問になるのはこれです。
ここからは金を積極的に買うべきでしょうか?
長期的な様子を見てみましょう。下は週足チャートです。



現在のステージ(D)は何でしょうか?Aで示した部分はアップトレンド、Bは天井、Cはダウントレンドになり、金は底を現在形成中です。言い換えると、現時点で金を買うことは上放れを期待しての買いになります。上限(E)の突破がアップトレンド入りのシグナルになりますから、本格的な強い金相場が始まるのはこれからです。

(参照した記事:米FRB金利据え置き決定、一段の利上げには「忍耐強く」対応

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