グーグルはマーケットの底打ちを知っていた??

知人トレーダーから聞いた話を書きます。「12月26日に下げ相場が終わった」というのが知人の結論です。どうやって、この結論を引き出したのでしょうか?理由はGoogleトレンドです。


 矢印で示した部分を見てください。12月23日から12月29日の間に、「ベアマーケット(bear market)」という言葉で検索された回数が異常に増えています。言い換えると、これは逆指標です。
野も山もみな一面に弱気なら、阿呆になりて米を買うべし
「ベアマーケット」という言葉で、これだけ検索回数が跳ね上がったということは、「野も山もみな一面に弱気」だったのです。



下はダウ平均の日足チャートです。


12月24日(月曜)から12月28日(金曜)までの動きを見てください。26日が底になり強い反発ラリーが始まっています。

振り返ってみると、12月24日のマーケットは極めて暗い状態でした。



クリスマスイブのマーケットが最悪な状態であったことは、ここにも見ることができます。


上のチャートには、ニューヨークに上場されている銘柄の何%が200日移動平均線より上にあるかが示されています。矢印で示したところがクリスマスイブです。この日の数値は、たったの8%でした。92%の銘柄は200日移動平均線より下ですから、正に極めて弱いマーケットでした。

現在の数値は27.40%です。クリスマスイブから大きく回復していることは確かですが、投資家たちは、こんなことを心配しています。
約70%の株が200日移動平均線より下にある。言い換えると、たとえこれらの株の回復ラリーが継続したとしても、200日移動平均線がレジスタンスになり上昇が終わってしまう可能性がある。
下は、S&P500指数のETFの日足チャートです。


見ての通り、金曜の取引でETF価格は50日移動平均線(青)を突破しました。この上放れを見た多くの人たちは、次の利食いの場所として200日移動平均線(赤)を考えていることでしょう。もちろん、「ブルマーケット」という言葉での検索数にも注意です。


「ブルマーケット(bull market)」という言葉で検索が極度に多かったのは、8月19日から8月25日の期間です。


S&P500指数の日足チャートです。円で囲った部分が8月19日から8月25日になります。そこが天井とはなりませんでしたが、マーケットは9月21日がピークとなり、10月早々に下落が始まっています。

(情報源:グーグルトレンド )

コメント

Unknown さんの投稿…
鎌田さんのHPは、テンポが良く、内容が簡潔で分かり易いですね。更新頻度も高いのでとても期待しています。
米国民をAPPLEのビジネスや洋ピンなどから推理すると、煩わしさは解決済みで当然と思っているように感じます。
G7の中でも生産性が最下位だと言われるどこかの国が複雑怪奇なのと対照的ですね。
ところで、T2107(上場銘柄の何%が移動平均線より上にあるか)のチャートはどこで見れますか?
松野啓子 さんの投稿…
完全なPKO相場です。ムニューチン氏がクリスマス前後に動いてからですね
T Kamada さんの投稿…
Unknown さん
コメント有難うございます。
T2107はTC2000(tc2000.com)で見ることができます。有料です。料金は月々30ドルほどです。

無料ならここで似たものが見れます。(http://schrts.co/wAkEakxg)S&P500に属する銘柄の何%が200日移動平均線より上にあるかが示されています。