値動きの強さを確認してから買う、それとも強くなることを期待して買う??

中間選挙が終わり、水曜の米国株式市場は強力なラリーの展開となりました。



これで心配材料は無くなり、マーケットは順調な上昇基調に戻るのでしょうか?テクニカル的には、まだ問題が残っています。米国株式市場のバロメーター、S&P500指数の日足チャートを見てみましょう。


今日の取引で、200日移動平均線(1)を決定的に突破できたのは好材料です。しかし、差し迫った問題が二つあります。先ず、10月17日の高値です(2)。確かに今日の陽線には力強さがありますが、10月17日の高値を越えないことには本格的なアップトレンドは始まりません。

下降する50日移動平均線(3)も難関となる可能性があります。10月29日の安値付近で買い出動できた人たちには既に約8%の利益がありますから、50日移動平均線の目前で利食ってもおかしくありません。もちろん、50日移動平均線に達したら空売ってやろう、と計画している人も多いことでしょうから、この移動平均線をスンナリと突破することは難しいと思われます。

では、私たちは二つの問題点が解決するまで買いを控えるべきでしょうか?仮に、答えは「イエス」が正しいとします。S&P500指数が10月17日の高値と50日移動平均線を越えると、マーケットの強さが誰の目にも明らかになります。そのような状況では積極的な買い手が増えますから、株価は速いテンポで上昇します。もちろん、マーケットの強さが顕著な状況では、ある程度高くなってしまった株を買うことになりますが、勢いに乗るトレードが可能になります。

動きが明らかになったところでトレードをするのが嫌いな人たちは、こうなるだろうという予測に基づいたトレードをします。例えば、原油のETFがその好例になります。


見てのとおり、ETFはサポートライン(A)のテスト中です。RSI(相対力指数、B)は単に売られすぎを示しているだけでなく、最近見たことのない低レベルに落ち込んでいますから、ETF価格はそろそろ反発する可能性があります。言い換えると、反発を見込んで今日既に買い出動している人たちがいます。反発を確認してから買うのなら、下降するトレンドライン(C)の突破が買いシグナルになります。トレンドライン突破が起きる頃にはRSIも上向きになり、誰が見てもETF価格の強さが顕著になっていることでしょう。

コメント

Unknown さんの投稿…
夏に始めたばかりですが、いつも勉強させていただいています。upされるのを毎日楽しみにしています。
T Kamada さんの投稿…
Unknown さん

コメント感謝します!トレード頑張ってください。