ダウ平均:重要な水曜の高値と安値

木曜の米国株式市場は強い反発ラリーの展開となりました。下は、ダウ平均の日足チャートです。


400ポイント(1.6%)の大幅上昇となりましたが、200日移動平均線を越えて終了することはできませんでした。青い線は200日単純移動平均線、赤は200日指数平滑移動平均線です。

次に注目したいのは、昨日と今日のローソク足が作り上げたパターンです。見やすくするためにチャートを拡大します。


今日のローソク足は昨日のローソク足の中です。言い換えると、今日の高値は昨日の高値を上回ることがなく、今日の安値は昨日の安値を割ることがなく「はらみ線」が形成されています。

「はらみ線」で検索すると多数のサイトが出てきますが、iFinanceはこう説明しています。
一般にはらみ線には、「陰線から陽線」と「陽線から陰線」の二つのパターンがあり、どちらも前営業日の値動きを超えていないことから、それほど勢いがある訳ではなく、"何となく様子見をしている状態"で、相場の方向を変える程ではないとされています。ただし、相場の転換点において、何気に現れることもあるので注意が必要です。
ということで、はらみ線には二つの解釈があります。

  1. 相場の方向を変えるほどの力は無い。
  2. 相場の転換点になる可能性がある。
さて、どちらの解釈が正しいのでしょうか?昨日のローソク足は陰線、そして今日のローソク足は陽線ですから、今回出来上がったのは「陽のはらみ線」と呼ばれるパターンです。
陽のはらみ線とは、前日のロウソク足の実体内に、陽線がすっぽりおさまったチャートです。売り方の勢いが衰え、出来高も減少するのが特徴で、その翌日にさらに陽線が現れると上昇に弾みがつくと言われています。(チャートなび
重要なのは、この部分です。
その翌日にさらに陽線が現れると上昇に弾みがつく
明日の動きが大いに注目されます。


注意を払いたいのは昨日の高値(A)と安値(B)です。積極的な買い手を集めるためには、ダウは昨日の高値を突破する必要があります。それとは反対に、昨日の安値を下回ってしまえば売り手が元気になります。もちろん、明日直ぐではなく、しばらく横ばいしてから上放れ、下放れが起きる可能性もありますが、どちらにしても昨日の安値と高値は重要なレベルです。

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