10月のマーケットがスタート:大きく売られた小型株

新しい週、そして10月のマーケットが始まりました。米国株式市場は、あと30分ほどで終了となりますが、どれも失速状態です。下は、S&P500のETFの3分足チャートです。


先ず、Aが今朝の寄付きになります。見てのとおり、窓を開けて好調なスタートを切りました。

青い横線は金曜の高値の位置を示します。午後に入ってからマーケットの失速が顕著になり、ETF価格は金曜の高値を割ってしまいました。言い換えると、大引け間際に「ウップス!」の売りパターンが出来上がりました。
ウップス!の売りパターン:ラリー・ウィリアムズ氏が有名にしたパターンです。今日のマーケットは前日の高値を上回ってスタートしますが、買いが続かず失速となり、マーケットは前日の高値を割ってしまいます。この高値割れが空売りのタイミングになります。ウップス!の売りパターンは、基本的にデイトレードを目的としたものなので、今日のように遅い時間帯に現れたものはトレーダーたちから避けられる傾向があります。
下は、ナスダック100指数のETFです(3分足チャート)。


これも強い寄付き(A)、そして午後は失速のパターンです。



上はダウ平均の3分足チャートです。S&P500やナスダックのような顕著な崩れは起きませんでしたが、午後は上昇する力を欠きパッとしない展開となりました。

特に目立ったのは小型株の崩れです。下は、ラッセル2000(小型株指数)のETFの3分足チャートです。


寄付き(矢印)が今日の高値となり、完全なダウントレンドの一日となりました。今日の下げ幅は1.34%の大幅下落です。下が日足チャートになります。


50日移動平均線(A)が壁になり、前日のローソク足を包む長い陰線が形成されました。こんな弱気なローソク足を見て、一部のトレーダーたちは「200日移動平均線(B)がテストされそうだ」と早速ツイートしています。

こんなデータがあります。(チャート:ハルバート氏のブログから)


歴史的に見た場合、小型株の第4四半期(10月ー12月)は低迷です。Aは1月の小型株の成績(+2.1%)、Bは第1四半期(+0.4%)、Cは第2四半期(+0.1%)、Dは第3四半期(±0)、そしてEが第4四半期(ー0.2%)の小型株の成績です。正に竜頭蛇尾、第4四半期の小型株は冴えません。特に今年の場合、中国との貿易摩擦、それに上昇する金利も小型企業に悪材料となっています。

単純に結論すれば、今年の残り3ヶ月は小型株を避けるべきであり、ハルバート氏によると、成績の良いニュースレターはこれらの大型株を勧めているそうです。
Disney, IBM, Wells Fargo, Bank of America, CVS Health, General Electric, JPMorganChase , Johnson & Johnson, McDonald’s, Medtronic, Pfizer, Procter & Gamble

(情報源:Opinion: Why you should avoid small caps for the rest of the year

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