スナップチャットは買収される?:1年半で株価は71%減

忘れてしまった人が多いと思いますが、2017年3月に、スナップチャットで知られるスナップ株がニューヨーク証券取引所に上場されました。下が週足チャートです。


見てのとおり、良かったのは上場された第1週目だけです。先週金曜の終値は8ドル48セント、2017年3月に記録された高値29ドル44セントから大きく離れています。

言うまでもなく、こんなチャートパターンですから、スナップ社のファンダメンタルに大きな問題があることは明白です。しかし、一部の投資家たちは、現時点でのスナップ株の買いを考えています。理由は、スナップが買収されるのではないかという憶測です。

皆さんはスナップチャットを使ったことがあるでしょうか?白状すると、私はスナップチャットを一度も使ったことがありません。言い換えると、友人や知人も使っていないので、わざわざ試す必要がなかったのです。もちろん、年齢的に見た場合、私はスナップチャット世代でなかったことも大きく影響していると思います。
現状はどうであれ、スナップチャットは獲得することが難しい10代の若者をターゲットにしたプラットフォームだ。ティーンたちは、一見バカらしいと思われる高価な物(利益率の高い商品)を買うことで有名だ。-- (マーケット・ウォッチ)
ということで、ティーンたちの持つ金を狙って、アマゾンやディズニーがスナップを買収するだろうと憶測されています。

この1年半で、スナップの株価は70%を超える大幅な下落となりました。もしアマゾンがスナップを買収しようと考えていた場合、現在のスナップの株価は魅力的なレベルなのでしょうか?
向こう6ヶ月間で、たとえスナップ株が5ドルまで下げたとしてもしても(金曜の終値は8ドル48セント)、買収するためには80億ドルから100億ドルの現金が必要だ。-- (マーケット・ウォッチ)
S&P500企業の時価総額を見てみると、第482位のハーレーダビッドソンは75億ドル、第478位のニューズ・コープは76億ドル、そして第468位のアラスカ航空グループは85億ドルです。もちろん、これらの企業はスナップとは違った業種ですが、今年に入ってから300万ものユーザーを失ったスナップに、80億ドルも払って買収を計画している企業が存在するのでしょうか?

もう一度、上のチャートを見てください。金曜の取引でスナップは3.64%の大きな下げとなり、上場来安値更新で大引けとなっています。テクニカル的に言えば、スナップ株にはサポートレベルが無い状態ですから、現時点では買うことはできません。

(情報源:Snap and Tesla are for sale, and here’s who will buy them

コメント