この株は行けそうだ!では何株買いますか??

下は、銀鉱山株に投資しているETFの日足チャートです。


明確なダウントレンドですが、最近の部分だけを見てみましょう。



(チャートはTradingView(無料)を使用しています。)

円で囲った部分を見てください。「明けの明星が形成されている」、と判断して現在の価格$23.91で買うことを決めたとします。利食いの第1目標は8月28日の高値$25.94、一株あたりの利益は$2.03になります。

次に設定するのは損切り価格です。損切り価格を設定するのに役立つ指標はATR(アベレージ・トゥルー・レンジ)です。



青い線がATRになり、下記のように設定されています。




期間は20(一般的に使われる数値は14)に設定され、平滑化のSMAは単純移動平均を意味します。簡単に言うと、ATRは一日に動く値幅の目安になります。上のチャートで分かるように、現在のATRの数値は0.6697ですから、一日に動く値幅は$0.6697、約67セントです。

「買った値段より25セント下がったら損切ろう」というのは間違いではありませんが、ATRより低い数値に損切りを設定すると、あっと言う間に損切りとなってしまう確率が高くなります。ですから、損切りはATRの2倍の数値に設定します。もちろん、2倍が大きすぎると思うのであれば1.5倍でも構いません。

下はATRx2で設定した場合の損切り値です。

$0.6697 x 2 = $1.3394(リスク)

$23.91- $1.3394 = $22.5706

ということで、損切り価格は$22.5706、22ドル57セントになります。

上記したように、第1目標で利食った場合の一株あたりの利益は$2.03ですから、この投資はあまり良いリスク($1.3394)リワード($2.03)比ではありません。(できればリワードはリスクの2倍以上が欲しいです。)話を進めます。

利食いのポイント、そして損切りの価格が決まりましたが、さて何株買うべきでしょうか?ここで重要なのは、あなたは最高でいくらの損を許すかということです。人によって数値は違ってきますが、一般的なのは、口座資金の1%を超える損を出してはいけないということです。

たとえば、口座資金が5万ドルあったとします。1%は500ドルですから、1回のトレードで最高に許される損は500ドルです。それでは、この500ドルを上の銀鉱山株のETFの買いにあてはめます。

リスクは$1.3394ですから、こう計算します。

$500 ÷ $1.3394 = 373.30

買うことのできる株数は373.30、370株です。

この株は行けそうだから3000株買ってみよう、といったように気分的に株数を決定するのではなく、具体的なルールに従って株数を決定することが大切です。

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