CEOの一言で株価は10%を超える暴落!

フェラーリが、なんと10%も下げています。


大引けまで約30分を残し、現在の株価は118ドル40セント、10.72%の極めて大きな下げです。下は、3分足チャートです。


先ず、1が今朝の寄付きの位置になります。ほぼ良好な決算発表を受けて、株価は強めのスタートを切りました。暴落が起きたのは11時過ぎです。何が起きたのでしょうか?問題となったのは、フェラーリの新CEOルイ・カミレリ氏の口から出た一つの言葉です。
第2四半期の結果について、カミレリ氏はアナリストたちと電話会談を行った。2月になるが、フェラーリは「2022年までに中核利益は2倍になり20億ユーロに達するだろう」という見方を発表していた。しかし、この中核利益目標について、カミレリ氏はこう語った。「それは憧れ、私たちが熱望する数字だ。」
実際に使われた単語はaspirationalです。上記したように、aspirationalには「熱望する」、「強い憧れ」という意味があります。正に、CEOが自ら「利益目標は単なる願望です。実現は無理です」と言ったのと同然ですから、株価はあっと言う間に10%の大幅下落となりました。

もちろん、嘘をつかないで率直にCEOが語ったのは良いことかもしれませんが、この言葉「aspirational」のお陰で、投資家たちは経営陣に対して大きな疑問を抱いてしまいました。「フェラーリという会社は、実際のデータに基づいて利益目標を立てるのではなく、願望や夢に基づいて利益目標を立てるのだろうか?」

フェラーリは、私の監視リストに入っていなかったので、チャートを見ることは滅多にありませんでした。しかし今、日足チャートを見てみると、こんなパターンが形成されていますから、空売っていた人は結構いたと思われます。


三尊が形成されています。

今日のCEOの一言は株主を激怒させ、「三尊だ!」と判断して既に空売っていた人たちを喜ばせる結果になってしまいました。


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