あるファンドマネージャー:株は上げたくてウズウズしているのだ

あと8分ほどで月曜のマーケットが終わります。S&P500指数は現在+0.7%、新高値です。ヘッジアイに、こんな一コマ漫画が掲載されています。


ブルがベアを見下ろしています。ベアたちは、こんなことを言っています。「天井だ!天井だ!ここが天井だ!今度こそ、ここが天井だ!」


下は、先週水曜のブログに載せたものです。


27%が買い、73%が空売りという状態で、個人トレーダーたちのほとんどがS&P500指数の下げに賭けていました。今日の高値更新で、トレーダーたちは空売りポジションを買い戻して損切っていることでしょう。

個人トレーダーたちは、なぜこうも圧倒的に空売りに傾いていたのでしょうか?よく聞かれる理由は3つあります。

  • ブル・マーケットが始まってから10年にもなる。野球で言えば、現在の米国株式市場は9回の表、上げ相場は大詰めだ。
  • 前回の景気後退から10年の月日が流れた。次のリセッションが、そろそろやって来てもおかしくない。それに、フラット化の進むイールドカーブも迫る景気後退を示唆している。
  • 米株は極めて割高だ。一例を挙げれば、シラーPERは現在33.26倍に達し、平均値の16.56倍を大幅に上回っている。
しかし、S&P500指数は高値更新、月曜の取引で史上最高値を記録です。読んで少し笑ってしまいましたが、ファンドマネージャーの経験があるリチャード・ブレスロー氏は、こう語っています。
株は上げたくてウズウズしているのだ。もしあなたが株のトレードを現在考えているのなら、「なぜ株式市場は上げているのだろうか?」、「いったい、どこまで上昇するのだろうか?」、「現時点で買うのは正しいことだろうか?」などといったことを議論してはいけない。現在のマーケットには相反するファンダメンタル要素が存在し、分析することがとても難しい状況だ。先週金曜、トレーダーがこんなことを言っていた。「要するに、最終的に値動きを決めるのは需給だ。」私も、その見方に賛成する。



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