アップルの時価総額は1兆ドルを突破!しかし、もう既に売ってしまった!

今日一番の話題は、時価総額1兆ドルを達成したアップルです。円に換算すると111,650,500,000,000円になります。


下は週足チャートです。



「売らないで、ずっと保有していれば良かった」という声が聞こえてきますが、当然疑問になることはこれです。
なぜ私たちは株を長期保有できないのでしょうか?
ここで思い出すのは、この言葉です。
投資家たちが、株を我慢強く保有することができないのは「高所恐怖症」が原因だ。「高値更新」、「新高値」、「上場来高値更新」などという言葉を繰り返し聞かされると、投資家たちは、「もうこのへんが限界だろう」と判断して、保有を継続するべきである素晴らしい株をサッサと手放してしまう。
当たり前のことですが、株価が上場来高値更新をするためには、「5日高値」、「30日高値」、「52週高値」と様々な高値を突破する必要があります。これも当たり前のことですが、「高値更新」は株の弱さを示すものではなく、株の強い勢いを示すものです。しかし私たちは、高値更新をまるで売りシグナルのように解釈し、あまりにも早すぎる売却を決心してしまうのです。

著名投資家ポール・チューダー・ジョーンズ氏は、こんなことを語っています。
一日の終わり、大引けにすることは強いものを買って、弱いものを売ることだ。PERなど気にする必要は無い。
「上昇している勢いのある株を買いなさい。下降している勢いの無い株を売りなさい」、という単純なことをジョーンズ氏は言っているのですが、私たちはこれを中々実行することができません。なぜなら、ジョーンズ氏の言葉を実行するためには52週高値更新株は買い候補になり、それとは反対に、安値更新銘柄は売りの対象になるからです。

相場の世界には、「安く買って高く売れ(Buy Low, Sell High)」という有名な言葉があります。しかし、この言葉は明らかに投資家たちに悪影響を与えています。52週高値更新は強い勢いの現れですが、「安く買って高く売れ」が頭にこびりついていると、勢いのある株に乗れなくなってしまうだけでなく、強い株を手放してしまうことになります。

心理学者が行った調査によると、個人投資家たちは、利益の出た株を売るのが早すぎ、損の出ている株を、いつまでも保有し続ける傾向があります。
原因はプライドだ。利益が出た株を売ることは投資家の気分を良くさせる。しかし、損が出ている株を売却することは、自分の間違いを認めることになる。
どのようにしたら、私たちは早すぎる売りを防ぐことができるでしょうか?色々な方法があると思いますが、トレンドが重要な鍵になります。どんなに割高に見えても、アップトレンドの崩れが確認できるまでは、持ち株を保有するべきです。


(参照した記事:Apple just hit a $1 trillion market cap

Investors sell winning stocks too early, regardless of demographics

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