人気FANG株の一角、フェイスブックが20%を超える厳しい下げ

時間外取引で、フェイスブックが20%を超える大幅下落です。
米 フェイスブック が25日発表した4-6月期(第2四半期)決算は、売上高の伸びが市場予想を下回った。利用者情報の不正流用など、過去数カ月に発覚した一連の問題が業績に何らかの影響を与えていることを示唆した。決算の発表を受けて、株価は時間外取引で約23%急落している。(ウォール・ストリート・ジャーナル)

現在(時間外取引)、フェイスブックは170ドルを割っている。今日の終値から48ドルの下落、、、投資家には22%の打撃だ。(MarkNewtonCMT)
下は、フェイスブックの日足チャートです。(入れた移動平均線は、上から20日、50日、そして200日移動平均線。)


今日の終値は217ドル50セント、フェイスブックは1.32%の上昇で取引を終えただけでなく、新高値を記録して取引を終了しました(A)。出来高も大きく膨らみ、通常のほぼ2.6倍です(B)。しかし、大引け後のガッカリな決算発表を受けて、時間外取引では200日移動平均線を一気に割る厳しい下げとなっています(C)。

こういう言葉があります。
200日移動平均線より上にはブルが棲む。200日移動平均線より下にはベアが棲む。
時間外取引での急落で、フェイスブックはベアの棲息する、投資家に不親切な環境に転落してしまいました。単に20日移動平均線を割っただけでなく、3本の移動平均線を全部割ってしまったのですから、正に投資家には悪夢のような下げ方です。

人気FANG株(フェイスブック、アマゾン、ネットフリックス、グーグル)の一つであるフェイスブックは、ヘッジファンドが好んで投資していることでも有名です。2ヶ月ほど前、ヘッジファンドに最も愛されている25銘柄が報道され、フェイスブックは第4位に入っています。

上のチャートで分かるように、3月に200日移動平均線を割ったときは、その一ヶ月後に株価は200日移動平均線の上に復帰しました。今回も、この大きな下げは買いチャンスとなるでしょうか?

今日の決算発表でハッキリとしたことは、フェイスブックには3つの問題があります。

  • 収益成長率が減速し、第3、第4四半期にも大きな期待ができない。
  • マージンも悪化している。財務最高責任者は、第2四半期は44%だった営業利益率は30%台に下がるという見方をしている。
  • GDPR(EU一般データ保護規則)が5月から実施となり、その影響がヨーロッパのユーザー数減少という形で現れている。最高業務責任者は、「GDPRはまだ実施されたばかりなので、その影響はどの程度のものになるかは現時点では分からない。引き続き監視したい」と語っている。
普通の投資家なら、「収益が減少する」と言われたら、その株を避けることでしょう。しかし、多数のヘッジファンドが投資しているフェイスブックですから、「この下げは買いチャンスである」と言うアナリストが出現しても不思議ではありません。

株や為替、仮想通貨のトレーダーが集まるサイトとして有名なストック・トゥイッツは、個人トレーダーたちに、さっそくこんな質問をしています。
予想以下の決算を受けて、フェイスブックは暴落になっています。あなたは、ここで買いますか?

現時点での回答数は2094あり、Yesは61%、Noは39%です。


半数以上のトレーダーはYesの強気回答ですが、一般の個人投資家たちは、はたして明日どう動くでしょうか?米国株式市場で、時価総額トップ5に入るフェイスブックの急落ですから、投資心理にどんな影響を与えるかが気になります。




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