小型株指数:日足と週足チャートに見えるダイバージェンス

あと1時間35分ほどで火曜のマーケットが終わります。下は、小型株指数のETF、iShares Russell 2000 Indexの日足チャートです。


6月の高値突破に難航し、今日のローソク足(1)は、前日のローソク足を包む弱気な形です。最近の上昇に伴った出来高(2)は貧弱ですから、一部の投資家たちは「高値を更新できる力は無い」と見ているだけでなく、二番天井を形成中という見方もしています。もちろん、「夏休みに出来高が減るのは当然」という意見もあり、「最近の出来高に必要以上に注目するのは間違っている」という声も聞かれます。

出来高が当てにならないとしても、今日の弱いローソク足、それに二番天井の可能性があるわけですから、当然空売っている人たちが存在します。売り出動した人たちの、もう一つの理由はダイバージェンスです。


ETF価格は6月の高値と同レベルに達していますが、RSI(相対力指数)は既に下げが顕著になり(A)、売りシグナルと判断できるダイバージェンスが起きています。空売っている人たちの第1目標は6月28日の安値付近です(B)。

更に面白いのは、週足チャートにもダイバージェンスが起きています。


ダイバージェンス=アップトレンドの終了ではありません。売り手の思惑通り下げ相場の展開となることもありますが、ダイバージェンスの後横ばい、そしてその後上昇の再開というパターンもあるので注意です。

季節的に見た場合は下げに期待ができます。下は、ラッセル2000指数(小型株指数)の過去20年間の季節性チャートです。(チャートはEquityClockから)

入れた矢印の方向で分かるように、小型株指数は7月の中頃に天井となり、8月の始め頃まで下げる傾向があります。ということで、季節性チャートからは要注意信号です。

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