ダウ平均から外されたGE、株主は喜ぶべきだ??

・米GEがダウ平均から外れる、110年ぶり 株価低迷で(CNN)
・米GEをダウ平均から除外、19世紀組み入れの最古銘柄姿消す(ブルームバーグ)
・GE、ダウ平均から除外 ドラッグストア大手と交代へ (日本経済新聞)
GE(ゼネラル・エレクトリック)がダウ平均から外され、その代わりとして、ドラッグストア大手のウォルグリーン・ブーツ・アライアンスが26日からダウ銘柄に採用されます。

最近1年間を振り返ってみると、ダウ平均は15.17%の上昇ですが、GEはダウ30銘柄の中で最悪の53.64%の大幅下落です。GEの次に不調なのは、マイナス15%のP&G(プロクター・アンド・ギャンブル)ですから、GEの下げ幅は正に特大です。

ブルームバーグは、こう報道しています。
米ゼネラル・エレクトリック(GE)は19日、1世紀余りにわたって構成銘柄に組み入れられていたダウ工業株30種平均から除外されるという屈辱を受けた。
「屈辱」という言葉が使われています。米国を代表する企業で構成されるダウ平均から落とされるのですから、社長が平社員に一気に降格といった雰囲気があり、確かに屈辱かもしれません。しかし株主たちは、「GEがダウ平均から外れることを喜ぶべきだ」という見方も出ています。

2013年9月以来、ダウ平均は4回の銘柄の入れ替えがあり、株価の動きを見てみると、ダウから外れることは悪いことではありません。下は、ダウから除外された4銘柄の様子です。(データ:CNBC)

左から社名、ダウから除外された日、そして一番右の数値は、ダウから外された一年後の株価の上昇率です。例外なく、株価は全て上昇しています。アルコアは96%という爆発的な上昇、最も低い数値でさえ+15%もありますから投資家には嬉しい結果です。もちろん、歴史は今回も繰り返され、GEの株価は下げ止まり上昇に転じると結論することはできませんが、一部の投資家はこんなことを期待しています。


上は週足チャートです。見てのとおり、GEは3月の安値を現在テスト中です。もしテスト成功なら、二番底が形成される可能性があります。

業績は低迷、株価も低迷、そしてダウ平均から除外という状態ですから、言うまでもなく投資心理は冷え込んでいます。更に、GEには会計に関することで証券取引委員会からも取り調べが入っていますから、ますます買い難い状態です。

「人の行く裏に道あり花の山」という相場の格言があります。「野も山もみな一面に弱気なら、阿呆になりて米を買うべし」という言葉もあります。逆張り思考でいくなら、GEは格好の銘柄ですから、二番底期待の試し買いが起きるかもしれません。


(情報源:米GEがダウ平均から外れる、110年ぶり 株価低迷で

米GEをダウ平均から除外、19世紀組み入れの最古銘柄姿消す

GE、ダウ平均から除外 ドラッグストア大手と交代へ

General Electric shareholders should rejoice at the Dow removal

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