貿易戦争が株を売った理由???

ひとつひとつの言葉は忘れてしまいましたが、ポール・チューダー・ジョーンズ氏が、このようなことを語っていました。

株価はなぜ上がったのだろうか、なぜ下がったのだろうか、と値動きの原因究明に懸命になる投資家が多い。私の経験から言えることは、皆に注目されるようになった時点で、値動きのほとんどは終わっている。私がこの業界に入った頃は大した情報が無く、情報の質も悪かったから、私はマーケットの動きが示されているチャートを重要視するようになった。
インターネットの発達で、今日の世の中は情報量が爆発的に増えている。情報の質も昔より良くなったことは確かだが、どれも幻のようなものであり、値動きの原因を100%正確に言い当てているものは無い。
1時間ほど前にマーケットが終了しました。NYダウは196ポイント(0.8%)の下げで取引を終え、CNBCは今日の下げ原因を、こう説明しています。
差し迫る米中の貿易戦争で投資心理が冷え込み株が売られた。
個人的な話になりますが、私には「貿易戦争が気になるから株を手放した」と言う知人は一人もいません。彼らが株を売却する理由は3つあります。

  ・大きな利益が出たので売ることにした。
  ・株価が下がり始めたので、利益が無くなる前に売っておきたい。
  ・株価が下がり始めたので、損が小さなうちに売却したい。

言うまでもなく、株に投資をしているほとんどの人たちには仕事がありますから、職場でCNBCなどの株チャンネルを見ることはできません。個人投資家の大半は、昼食などの休憩時間、または家に帰ってから口座を見て、持ち株を売るべきかどうかの判断をします。

私たちが持ち株を売却するのは、「利益」と「損失」が大きな理由になり、「貿易戦争」が株を手放す直接的な原因になることはありません。このことは以前も書いたことがありますが、私はこの考え方に基本的に賛成です。
株価が動くのは値動きが原因だ。投資家たちは、こんなことをよく言う。「買い材料は分からないが、上昇しているから買ってみよう。下がっているから売って処分しよう。」要するに、値動きが起きるから買い手、売り手が現れるのだ。

株価の動きが原因となって売買を決定するのは私たちだけではなく、著名投資家のジョージ・ソロス氏も、こんなことを述べています。
When I see a bubble forming, I rush in to buy, adding fuel to the fire.バブルを見つけたら、私はそこへ駆けつけて買う。火に油を注ぐのだ。
「株価が動くのは値動きが原因だ」という説明が嫌いな人のために、もうひとつ他の説明を記しておきましょう。下は、松井証券のサイトから抜粋したものです。


(情報源:松井証券


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