相場が正常に戻るのは7月の中旬になってから??

日本円のETF、Invesco CurrencyShares Japanese Yen Trustの日足チャートです。


ここ数日間、200日移動平均線(2)の直ぐ下で横ばい状態です。次の動きは、どちらの方向になるでしょうか?下降する50日移動平均線(1)は、中期トレンドが下向きであることを示しています。MACDとボリンジャーバンドを重ねて作った指標、MACD BB(3)には赤い点が連続し、これも50日移動平均線と同様に、円が下げ方向であることが示されています。(MACD BBについては、この記事を参照ください。)

こういう意見も出ています。
このまま行くと、50日移動平均線(1)が200日移動平均線(2)を下抜けてデッドクロスが起きそうだ。
下は、ドル円の個人投機家たちのポジション状況です。(データはDailyFXから)


買いは48%、空売りは52%です。数値的には空売りが勝っていますが、買いを圧倒的に上回る数値ではありません。ほぼ半々という見方もできますから、円の横ばいは、もうしばらく続く可能性もあります。

「為替相場だけに限らず、株や先物市場が本当に動き出すのは7月の中旬になってから」という意見もあります。理由はワールドカップです。
欧州中央銀行が、ワールドカップ開催時における、世界15の株式市場の出来高に関するレポートを2012年に発表した。それによると、自国チームの試合がある時は、その国の株式市場の出来高は平均で55%の減少となった。自国チームがゴールを決めると出来高は更に5%の減少となり、その日の株式市場は、世界の株式市場を無視した動きとなる傾向がある。
欧州中央銀行の発表したデータは、2010年のワールドカップだけからですが、世界に存在する膨大なサッカー・ファン人口を考えると、今回も同様な展開となることが予想されます。今月14日に始まったワールドカップの最終日は7月15日ですから、世界のマーケットの動きが正常に戻るには、もうしばらく時間がかかりそうです。


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