笑いが止まらない内部関係者たち

フェイスブック、アマゾン、ネットフリックス、グーグルはFANG株と呼ばれ、投資家に人気の4銘柄です。こんなツイートが出ています。


会社の事情に詳しい役員や経営陣などの内部関係者が、史上最高の速度でFANG株を売却している、という内容のツイートです。

ブルームバーグによると、内部関係者によるFANG株の今年ここまでの売却額は45億8000万ドルに及び、このペースで行くと、今年6ヶ月の総売却額はFANG史上最高の50億ドルを突破することが予想されています。

内部関係者が持ち株を急ピッチに手放しているのですから、私たち投資家もFANG株を売るべきでしょうか?それぞれのチャートを見ると分かりますが、現在のFANGの株価は、ほぼ史上最高のレベルにあります。ジョナサン・モアランド氏(インサイダー・インサイツ)は、こう述べています。
次のマーケットの下げに注目したい。マーケットが弱い状況にもかかわらず、内部関係者が引き続き持ち株を処分するようなら要注意だ。
極端な例になりますが、モアランド氏によると、20年前のハイテク株バブルでは、株価が20%、30%下落という状況でも内部関係者による売りが続いたそうです。

ゼロヘッジによると、内部関係者による売りと企業による自社株買い発表には大きな関係があります。
FANGの例で分かるように、内部関係者による持ち株の大きな売りは、米証券取引委員会(SEC)の警報を肯定している。ご存知のように、企業が自社株買いを発表すると株価は上昇する。SECによると、自社株買いのニュースが報道された直後、持ち株を売却する内部関係者のパーセンテージは通常の2倍以上だ。自社株買いニュース直後の内部関係者による持ち株売却の平均額は50万ドルに及び、これは通常の5倍に相当する金額だ。
正に、自社株買いニュースを利用して、内部関係者たちは面白いように儲けている状態です。ゼロヘッジは、こう結論しています。
間抜けなのは誰だろうか?もう分かっていると思うが、間抜けなのは個人投資家たちだ。

(情報源:FANG Insiders Selling Their Stocks Faster Than Any Time In History

FANG Insiders Are on Track to Sell More Than $5 Billion of Stock

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