ゴールドマン・サックスは米国株式市場の大幅下落を予想している???

米国で最も人気のある店はどこでしょうか?ここで言う店は、人々が実際に出向いて行く店を意味し、食品店、衣料品店、飲食店、百貨店などが含まれます。

正解はこれです。


データ・サービス会社Placed Insightsの調べによると、米国消費者の52.8%が、マクドナルドに先月(4月)足を運んでいます。同業者では、サブウエイが第3位に入っていますが、数値は37.1%ですから、マクドナルドを大幅に下回っています。

マクドナルドと聞いて思い出すのは、5月7日のニュースです。


ゴールドマン・サックスが、マクドナルド株をコンビクション買いリストに加えました。ゴールドマン・サックスの推奨には5段階あり、コンビクション買いが最高の推奨になります。

下が、マクドナルドの日足チャートです。


2月は約17%の下落という冴えない展開でしたが、ゴールドマン・サックスのアナリストは、この下げは買いチャンスであり、収益は今後明らかに好転するという見方を発表しています。

マクドナルドは地味な銘柄ですから、短期的な売買をするトレーダーたちに注目されることはありません。しかし、今回のマクドナルドのコンビクション買いリスト入りを聞いたトレーダーたちの一部は、こんなことを語っています。
これはゴールドマン・サックスから、「マーケットの天井に備えよ」という警報だ。「株を売って現金を大幅に増やしなさい」、などと言ったら混乱が起きてしまうから、「マクドナルドを買え」と遠回しに言ったのだ。
勘ぐり過ぎのような、よく分からないトレーダーの言葉ですが、米国株式市場に対する危機感があるのは事実です。


上半分はマクドナルド、下半分はNYダウ平均です。二本の矢印で分かるように、2008年の金融危機で、ダウは暴落となりましたが、マクドナルドは被害をほとんど受けませんでした。正に、資金はマクドナルドへ避難したといった様相です。

ゴールドマン・サックスのアナリストは、投資家を守るためにマクドナルドの買いを勧めたのかどうかは分かりませんが、こんなことを言う投資家がいるのも事実です。
膨大な負債を抱える米国の国債より、マクドナルド株の方が良い資金の避難先になる。

(参照した記事:Goldman adds McDonald’s to conviction list, sees a buying opportunity

Broad appeal: McDonald's, Walmart top list of 25 most popular stores in America

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