金の200日移動平均線割れは買いシグナル??

下は、金のETFの日足チャート、最近3ヵ月間の様子です。


Aで分かるように、価格は200日移動平均線を先週割り、金の投資家たちには残念な展開となっています。

金が低迷している原因の一つとして挙げられているのは、最近強さを見せているドルです。


上半分が金のETF、下半分がドル指数のETFです。見てのとおり、4月の中頃からドルの上昇が始まり、それとは反対に、金は下げに転じています。

位置的に見た場合、ドル指数のETFは興味深いレベルに達しています。


先ず、点線(2)分かるように、ドル指数のETFは、レジスタンスラインを先週上放れました。しかし、頭の直ぐ上にはもう一本のレジスタンスライン(1)が走っていますから、先週の上放れでは、買いを躊躇した人たちが結構いたのではないでしょうか。

金の投資家が期待していることは二つあります。

  • ドル指数のETFはレジスタンスライン(1)の突破に失敗すること。
  • 単に突破に失敗するだけでなく、既に越えたレジスタンスライン(2)を割る下落が起きること。
上のチャートには入れてありませんが、ストキャスティクスやRSI(相対力指数)などのオシレーターは買われ過ぎレベルに達していますから、積極的に買うのは難しい状況です。

200日移動平均線割れは弱気な投資心理を示すものですが、グレッグ・シネル氏は、先週のブログで、このようなことを指摘しています。


赤色の矢印で分かるように、最近1年間で、金のETFが200日移動平均線を割るのは、今回で4回めになります。見てのとおり、前回3回について言えることは、金のETFは、200日移動平均線を割った約1週間後に底を打って反発ラリーを展開しています。もちろん、今回も同様な結果になるとは断定できませんが、ドル指数の動きを監視しながら、今週は金に注目です。

(参照した記事:Four Days From A Buy Signal In Gold?

(チャートは、無料で使えるTradingViewが便利です。)

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