ツイッター:気になる大株主による売り

マイクロソフトの元最高経営責任者スティーブ・バルマー氏が、保有していたツイッター株を全て売っていたことが報道されました。

スティーブ・バルマー氏
数年前、バルマー氏は、約25ドルで4%に相当するツイッター株を買い集め、33ドルから35ドルで全株を最近売却です。このニュースが売り材料になると思いましたが、株価はたったの1セントの下げで火曜の取引を終えました。

なぜバルマー氏は、ツイッター株を一株も残さずに手放したのでしょうか?
株投資は、私の性分に合っていない。ツイッターは前進し成功する企業だと思う。インデックスファンドとマイクロソフトだけで株の投資は十分だ。結果的には、良い値段でツイッターを売ることができた。
ということで、ツイッター社に問題があるので株を売却した訳でないことをバルマー氏は強調しています。

ツイッターの日足チャートを見てみましょう。


「良い値段でツイッターを売ることができた」というバルマー氏の言葉どおり、確かに良い株価で売却しています。矢印で示しましたが、33ドルから35ドルという株価は、最近1年間の高値です。単にラッキーだっただけかもしれませんが、言うまでもなく、素晴らしい売りのタイミングです。

最近のツイッター株には、ひとつ気になることがあります。


過去30日間だけを見た場合、株価は横ばい状態です(A)。しかし、マネーストリームは明らかにに下降し(B)、ツイッター株から資金が流出している様子が示されています。正に、株価は人工的に支えられているような雰囲気です。

StockTwitsの、このメッセージも気になります。


役員や経営陣などの、内部の情報に詳しい人たちによるツイッター株の売買状況です。赤が内部関係者による売り、そして緑が買いを表します。見てのとおり、最近は売りばかりが続き、内部関係者はツイッター株に全く興味が無いといった様相です。

このメッセージを記した人は、こう警告しています。
以前、今回のような内部関係者による売りがあった時、ツイッター株は50ドルから約14ドルに下落した。
4%もの大量の株を保有していたバルマー氏には、私たちが入手することが不可能なツイッターに関する情報が届いていたことでしょう。「私は株投資に向いていないから売った」ということですが、「ツイッターは前進し成功する企業だと思う」ともバルマー氏は述べています。成功できる企業、これから伸びる企業であるのなら、なぜ売る必要があったのでしょうか?やはり、この4%もの大量な売りは気になります。

(参照した記事:Former Microsoft CEO Steve Ballmer says he has sold all his Twitter shares

StockTwits)

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