200日移動平均線を割ったS&P500指数:ブルたちはまだ諦めていない!?

大引けまで約2時間を残し、NYダウは667ポイント(2.77%)の大幅下落、200日移動平均線のテストがいよいよ始まっています。


200日移動平均線は、長期トレンドを把握するために広く使われ、こんな言葉もあります。

200日移動平均線より上にはブルが棲み、それより下にはベアが棲む。
極端な言い方をすれば、「ダウ平均が200日移動平均線より上ならブルマーケット、それより下ならベアマーケット」ということになります。(米国株式市場のバロメーターとして知られるS&P500指数は、一足先に200日移動平均線を割っています。)

200日移動平均線と聞いて思い出すのは「グランビルの法則」です。グランビルの法則には4つの買いと売りのルールがあります。買いから見てみましょう。

買いシグナル


1.200日移動平均線の下げが終わり水平になった、またはやや上向きになった場面で、株価が移動平均線を突破したら買いです。





2.移動平均線が上昇している時、株価が移動平均線を下回るのは買いシグナルです。ダマシの下放れである可能性があります。もちろん、下回った時点で直ぐに買ってしまうのではなく反発を確認することが重要です。




3.移動平均線が上昇する局面で、株価が移動平均線に向けて下げ、そして反発した場合は買いです。




4.移動平均線は下降しています。重要なことは、株価が移動平均線から大きく離れていることです。このような状態で、株価が移動平均線に向けて動き出すのは買いシグナルです。

売りシグナル


1.上昇していた200日移動平均線が横ばいになった、またはやや下向きになったところで株価が移動平均線を下抜けたら売りです。







2.移動平均線が下降している状況で、株価が移動平均線を上回った場合は売りです。ダマシのブレイクアウトである可能性があります。株価が移動平均線を上回った時点で直ぐに売るのではなく、ローソク足の動きを観察して売りのタイミングをつかむことが大切です。







3.移動平均線が下降する局面で、株価が移動平均線に向け一時的に上昇、そして再び下げが始まるところで売りです。








4.移動平均線は上昇しています。移動平均線から大きく乖離している株価が、移動平均線へ向けて動き出したら売りです。


下は、現時点におけるS&P500指数の様子です。



見てのとおり、200日移動平均線は明らかに上昇しています。買いの2番めのルールとなる可能性がまだ残っています。
移動平均線が上昇している時、株価が移動平均線を下回るのは買いシグナルです。ダマシの下放れである可能性があります。もちろん、下回った時点で直ぐに買ってしまうのではなく反発を確認することが重要です。
ということで、ブルたちはまだ諦めていません。(もちろん、もたもたしていると200日移動平均線の上昇が止まって水平になってしまいますから、買い手は早々の出撃が必要です。)

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