暴落のロシア株ETF

インターネットの調子が良くないので、今日はツイッターを、ほとんど見ていません。一部の株サイト、それに経済ニュース関連のサイトにもアクセスができないので、正に不便な状態です。テレビをつけてあるので、何が主なニュースかは分かりますが、やはり自分で文字を読まないと、情報を収集したような気分になれません。

下は、S&P500指数のETFの3分足チャートです。(マーケット終了まであと25分)


左端、矢印で示したところが今朝の寄付きになります。入れた線はVWAP(出来高加重平均)です。ほぼ一日中、マーケットはVWAPより上で動いていましたが、午後3時過ぎにVWAPを割ってしまいました。要するに、今朝の寄付き以来買った人たちの損益合計がマイナスになってしまった訳ですから、買い手には面白くない展開です。

次に日足チャートを見てみましょう。


トレーダーたちに広く使われている二つの指標は、マーケットが売り基調にあることを示しています。先ず、50日移動平均線です。入れた矢印の方向で分かるように、移動平均線は下向き、それにETF価格もこの移動平均線の下で推移しています。

もう一つの指標はMACDです。円で囲った部分を見てください。MACDはゼロラインより下にありますから、現時点における基本的な姿勢は売りです。

トレンドを判断するために、線形回帰線を利用しているトレーダーもいます。


過去50日間をふり返って引いた線形回帰線です。明らかに下向きですから、マーケットの中期トレンドは下げ方向であると判断できます。線形回帰線は指標にも使うことができます。入れた指標は、買いと売り圧力を把握するために役立つオン・バランス・ボリュームです。50日線形回帰線は下降し、買い圧力が弱っていることが示されています。

マーケットが終了しました。(S&P500のETF、3分足チャート)


完全な失速です。見てのとおり、VWAPを割ってからの下げ勢いが加速しています。

月曜の取引で大きく崩れたのはロシア株のETFです。


大きな窓を開け、10.73%の厳しい下げで取引を終了しました(A)。指摘したいのは、50日移動平均線とMACDの最近の動きです。

  • 50日移動平均線は下向き、そしてETF価格は、この移動平均線より下。
  • MACDはゼロラインを先月割っている。
50日移動平均線とMACDを見ていた人たちは、今日の暴落に巻き込まれことはなかったことでしょう。(売り材料となったのは、米国のロシアへの追加制裁です。)

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