弱さが気になる半導体銘柄

半導体株の弱さを気にする投資家が増えています。下は、半導体株のETF、VanEck Vectors Semiconductor (SMH)の日足チャートです。


灰色の部分は、一目均衡表の雲です。米国には、「クモ・トレーダー」と呼ばれる人たちが存在し、トレンドを把握するためだけでなく、売買タイミングを計るために雲が活用されています。

半導体株のETFは木曜に雲を割り、その翌日の金曜も下げとなりました。見てのとおり、木曜と金曜の出来高は突出し、売り圧力の増大が示されています。二日連続の下げで、多くの人たちが注目している200日移動平均線が目前に迫っています。この移動平均線がサポートになり、半導体株のETFは一転反発する可能性がありますが、頭上の雲付近に控える売り手に要注意です。

少し話はそれますが、下はダウ平均の日足チャートです。


4月17日、ダウ平均は三角形の上辺を突破しましたが、その翌日から早速失速しています。正に、雲が壁になった好例です。

話を半導体のETFに戻します。


「三尊が形成されている可能性がある」、と一部の投資家は心配しています。もちろん、チャートパターンの判別には主観的な要素が多分に入るので、あまり当てにならないという意見もあります。「三尊の形成中」という見方が正しいかどうかを議論する必要はありません。重要なことは、三尊が見えるという弱気意見が聞こえるようになり、半導体株に対する警戒論が増えているという現状です。

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