複数の時間軸チャートをなぜ見るのでしょうか?

一つのタイムフレーム(時間軸)だけでなく、「複数のタイムフレームのチャートを見ることが重要だ」という言葉をよく聞きます。「日足だけでなく週足チャートも見てみよう、5分足だけでなく30分足も見てみよう」という意味ですが、なぜそんなことをする必要があるのでしょうか?よく聞く回答はこれです。

トレードは長期トレンドに合わせてすることが大切だ。たとえ日足がアップトレンドでも、もし週足がダウントレンドなら、トレードは週足の方向に合わせて売りを考慮するべきだ。小波は大波には勝てない。

その考え方が正しいかどうかはここでは議論しませんが、私の好きな説明はこれです。
ある時間軸に現れたパターンが、他の時間軸では肯定されているのか、それとも否定されているかを確認するために複数の時間軸チャートを見る。
言い換えると、週足がどんなに良く見えても、日足チャートには嫌なパターンが形成されているなら、その銘柄は避けるべきです。このことについて、ジョン・ナビン氏が、金のETFを使って説明しているので要約します。

先ず、月足チャートです。


「逆三尊が形成されている」というのがナビン氏の判断です。ご存知のように、逆三尊は買いパターンですから、他の時間軸チャートからは、買いが肯定されているのか、それとも否定されているのかを確かめます。

下は週足です。


ETF価格は上辺に挑戦しています(A)。言い換えると、上辺の突破は買いシグナルです。

次は日足チャートです。


下辺が切り上がる上昇三角形が形成されています。言うまでもなく、上辺(A)の突破が買いシグナルです。

ということで、3つの時間軸は買いの考慮が間違っていないことを示しています。

(参照した記事:Here Is A Classic Pattern On The Gold Price Chart, Monthly

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