重要なレベルに迫る債券ETF

2月28日から3月6日までに、資金が最も流出した10のETFです。

データ:ETF.com
注目したいのは、下線を引いた4つのETFです。

  • (AGG ) iShares Core U.S. Aggregate Bond ETF: 格付けの高い債券(米国債と社債)に投資しているETF。
  • (TLT) iShares 20+ Year Treasury Bond ETF: 20年以上の長期米国債に投資しているETF。
  • (TIP) Shares TIPS Bond ETF:米国物価連動国債に投資しているETF。
  • (VCSH) Vanguard Short-Term Corporate Bond ETF: 短期社債専門のETF。

国債、社債の違いはありますが、債券が投資家たちに嫌われている様子が表れているデータです。

長期チャートで、それぞれの債券ETFを見てみると、現在の位置はとても重要なレベルにあることが分かります。


(AGG ) iShares Core U.S. Aggregate Bond ETFの月足チャートです。見ての通り、サポートゾーンが迫っています。


(TLT) iShares 20+ Year Treasury Bond ETFの月足チャートです。ETF価格は、サポートゾーンを現在テストしています。


(TIP) Shares TIPS Bond ETFの月足チャートです。これも、サポートゾーンが直ぐ下に迫っています。


(VCSH) Vanguard Short-Term Corporate Bond ETFの月足チャートです。サポートゾーンを既に割り、次のサポートになる可能性がある、2013年6月の安値(赤い線)にETF価格は接近しています。

どれもが重要なサポートゾーン、サポートラインに迫っている訳ですが、積極的な買い手が、そろそろ現れるでしょうか?債券のETFが不安な状態になっている大きな理由の一つは、国債利回りの上昇です。米10年国債の利回り指数(月足)を見てみましょう。


先ず、現在の利回りは2.883%です。心理的に重要な3%、そして2013年12月の高値3.036%に接近しています。3%がレジスタンスになれば問題無いですが、そこを突破してしまうと、債券のETFはサポートゾーンを割ってしまうことが予想されます。

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