米国株式市場: 大きく減った強気論者数


今週の個人投資家たちの株に対する強気センチメントは、前回の数値から10.9パーセンテージ・ポイントの大幅下落となりましたが、減った分の全てが弱気センチメントに移った訳ではありません。下が今回の結果です。

  • 強気:26.4% (前回から10.9パーセンテージ・ポイント減)
  • 弱気: 28.4% (前回から5.0パーセンテージ・ポイント増)
  • 中立: 45.2% (前回から5.9パーセンテージ・ポイント増)
下は、それぞれの歴史的平均値です。
  • 強気:38.3%
  • 弱気: 30.3%
  • 中立: 31.4%
米国株式市場のバロメーターとして知られる、S&P500指数の日足チャートを見てみましょう。


見ての通り、急落が起きたのは、1月の下旬から2月の初旬にかけてです。しかし、その時は強気センチメントが大幅に下がることはありませんでした。なぜ今頃になって、強気センチメントは大幅に悪化したのでしょうか?トランプ関税、コーン米国家経済会議委員長の辞任が投資心理に大きな影響を与えたのでしょうか?AAIIのレポートを読んでみましたが、様々な経済的な要因が挙げられ、特にこれだという決定的な理由は見つかりませんでした。

現在最も多いのは45.2%の中立センチメントです。ほぼ半数の人たちが中立であり、この数値は歴史的平均値である31.4%を大きく上回っています。あるトレーダーが、こんなことを語っています。
強気なら買い、弱気なら売りだ。中立というのは、「分かりません」と言っているのと同じだから、中立論者が今後どちらの方向へ動くかに注目だ。
もう一度、S&P500指数の日足チャートを見てみましょう。


さて、どちらの方向へブレイクするでしょうか?金曜の朝に控えた米雇用統計の発表が注目されます。

(参照した記事:Running Of The Bulls (From Stocks)

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