米国住宅市場の本格的な冷え込みが始まった!?

米1月新築住宅販売7.8%減、2カ月連続マイナス:[ワシントン 26日 ロイター] - 米商務省が26日発表した1月の新築一戸建て住宅の販売戸数(季節調整済み)は、年率換算で前月比7.8%減の59万3000戸と、2017年8月以来の低水準に落ち込んだ。
下は、1963年から現在までの新築一戸建て住宅の販売戸数の推移です。


「2017年8月以来の低水準に落ち込んだ」と報道されていますが、こう言い換えることもできます。
新築住宅販売件数は1963年のレベルに落ち込んだ。
2ヵ月連続の下落となった原因の一つとして、住宅ローン金利の上昇があげられていますが、多くの投資家が持つ疑問はこれです。
米国住宅市場の本格的な下げが始まったのだろうか?
「米国住宅市場は下げ基調に入った」という断言はしていませんが、マイク・シェドロック氏(MISH TALK)は「ここから大きく好転するのは難しい」という見方を発表しています。理由は6つあります。
・ミレニアル世代(1980年代から2000年代初頭に生まれた人たち)は住宅を購入することに大した関心が無い。住宅ローンのことで口論し、更に住宅を失った両親を見て育ったミレニアル世代には、住宅を所有することに魅力を感じない。
・一つの職場に長年勤務する時代は終わり、一ヵ所に長期間住むことがなくなった。
・子どもがいない家庭が増えている。以前は、良い学校のある地域に家を買おうという人たちが多かった。子どもをつくる計画が無く、そして職を求めて引っ越す機会が増えている今日、住宅を買うことは賢い判断ではない。
・ミレニアル世代は多額な学生ローンの借金を抱え、住宅を買うための頭金を貯めることができない。
・住宅価格は、あまりにも高すぎる。更に、人々の給料の上昇率は住宅価格の上昇率に追いつかない状態だから、住宅の購入はますます難しくなっている。
・ミレニアル世代は、年老いた両親の面倒を見るために両親の家に住むようになった。最終的に両親の家を相続することになるから住宅を購入する必要は無い。


(参照した記事:米1月新築住宅販売7.8%減、2カ月連続マイナス

New Home Sales Down 7.8%: Six Reasons Sales Can't Break Out

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