米国株式市場:元気になってきた売り手たち

あと1分で水曜のマーケットが終わります。下は、NYダウの日足チャートです。


入れた移動平均線は20日、50日、そして200日の一般的に使われている単純移動平均線です。MACDのパラメーターも、一般的に使われている12・26・9に設定されています。

これもNYダウの日足です。50日と200日移動平均線を外し、MACDからはヒストグラムを外しました。


先ず1を見てください。MACDラインがシグナルラインを下抜けて、デッドクロスの売りシグナルが出ています。次の注目は2です。MACDラインがゼロラインを割って、第2の売りシグナルが出ています。

2の売りシグナルの後、Bで分かるように、ダウ平均は反発ラリーを展開しました。しかし、下降する20日移動平均線(A)、そして61.8%の値戻しレベル(1月26日の高値から2月9日の安値で計算)が難関となり、ダウ平均は下げに転じています。

売り手たちは、少なくとも2月9日の安値が再テストされることを期待しています。


では、2月9日の安値を割った場合は、どのへんまで下げる可能性があるでしょうか?



AB=CDが現在形成されているのなら、目標値のDは22,200付近になります。もちろん、そこへ達するためには長期トレンドを示す200日移動平均線を割ることになりますから、Dまで下げることはベアマーケット入りを意味します。

もう一つ指摘したいのはVWAP(出来高加重平均)です。


NYダウのETFの60分足チャートです。重要な安値となった2月9日からVWAPを引いてあります。今のところ、ETF価格はVWAPより上ですから、2月9日以来買った人たちの損益合計はプラスです。しかし、VWAPを割ることは損益の合計がマイナスになり、投資心理の悪化が起きますから、このVWAPに引き続き注目です。

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